庭の池に設置した自作ろ過装置に物理濾過用に入れているウールマットの目詰まり頻度が高くなってしまった。理由はよくわからないが、交換しても1週間持たずに目詰まりしたりと調子がよくない。
このままではさすがにメンテナンスが面倒くさすぎるため、ゴミの捕集率が下がるのには目をつむって代替品を探すことにした。
(ろ過装置についての過去記事)
今のフィルター(ウールマット)
今はGEXのウールマットを使っている。ウールマットの中では目が粗い部類に入ると思う。目詰まりの頻度が比較的低く、そして何より安い。
熱帯魚用に自作したオーバーフロー水槽の濾過槽にも同じものを使っている。
(使っているウールマット)
代替品その1(泡立てネット)
100均を物色していると、泡立てネットが中々よさそうかなと思い購入してみた。
ろ過装置の容器部分は塩ビパイプ(VP)100Aを使っているため、サイズはそれより少し大きめのものを選んだ。
多分そのまま使っても問題ないとは思うが、水道で洗った後念のため水の入ったバケツに1日漬けておいた。
設置後が下の写真。思ったより厚みがあり、水を分散させるためのパイプが取り付けられなくなってしまった。
濾過装置に泡立てネットを設置して数時間後、一度取り外してみると小さなごみが絡まっていた。
能力的には問題ないような気がするが、形状からして洗うのが少し大変そうなので見送りとした。(安価であるため数回使って取り換えでもよかったかもしれない。)
代替品その2(アクアリウム用スポンジフィルター)
ホームセンターのペット用品売り場で見つけた、水槽の上部フィルター用の波型立体マットというのを買ってみた。名前はややこしいがスポンジフィルターである。
後で気づいたが、オーバーフロー水槽の濾過槽でもこれを使っていた。
幅が12cm程度あるためパイプに合わせて円形に切って使う。スポンジは目が粗いため少し大きめに切り、ろ過装置の中に押し込む。
きれいな円形になっていないが、少し大きめに切っておけばろ過装置に入れた時にサイズに合わせてつぶれるため気にしなくてもよいと思う。
1枚のマットから3枚切り出せたため、3枚重ねて濾過槽に設置したところ高さも丁度いい感じになった。
これなら洗浄も簡単で、耐久性もよさそうである。
(購入したスポンジフィルター)
給水部分のパイプをマイナーチェンジ
ついでに、濾過槽の給水部分に取り付けているパイプをマイナーチェンジした。もともとは穴が少なすぎて水の勢いが強すぎた(抵抗になり流量が落ちていると思われる)ため、穴の数を増やしてみた。
取り付けた状態での比較が下の写真。
改造前は水が勢いよく出ているが、改造後は穴が増えたため給水パイプの下部を中心に水が落ちている。
改造して1週間程度経つが今のところ目詰まりはない。
細かいゴミはスルーしてしまっているだろうが、想定内なので当面この構成で運用してみようと思う。
庭の池の様子(2022年5月上旬)
温かくなり池には緑が増えてきた。浮草などは今シーズン買ってきたものである。
あとは少し新しい金魚を入れた。冬を過ぎた後に姿を見なくなったのが1匹、春先に死んでしまったものが1匹で、数が少なくなっていたためである。金魚は子に選ばせている。
水泡眼やピンポンパールが欲しいらしいのだが、屋外飼育や混泳に向かなさそうなので丈夫そうなもののなかから選ばせている。
入れて数日は警戒心が強かったが、すぐに慣れて人の顔を見ると餌をねだりに来るようになったので一安心かなと思う。