庭池をアクアポニックスに改造するときに、同時進行でプランターで2号池を作った。この2号池は1号池(元々あった池)の水が循環するため本格的なろ過装置は必要ないのだが、池の中の水を動かすために投げ込み式フィルターを設置した。
選んだフィルター
フィルターはお手軽に使える投げ込み式のものを選んだ。今回はフィルターは購入せず、家にあった水作エイトSを使用する。
エアーポンプは1号池に入っている投げ込み式フィルターと共用で、改造前の濾過装置内にあったエアストーンを使うのをやめたため、余った系統をそのまま再使用する。エアチューブが足りない分はプラジョイントを使って延長する。エアチューブは以前購入した分が余っていたためそれを使用。
2号池にはメダカとミナミヌマエビを入れることにしたため、あまり水流がないほうがよいかと思い、水作のエアパイプユニットSというものを購入してみた。
濾過装置(エアパイプユニット)組み立て
早速フィルターを組み立てていく。
開封すると、プラスチックの管(大きい管の中に小さい管が入っていてスライドして長さを調整できるようになっている)、部品を接続するためのゴム製の部品2個、吐出部分になるL字の部品1個が入っていた。
水作エイトSに接続用のゴム製の部品を水作エイトSの突起部にかぶせる。
上からパイプを差し込む。着脱することもあまりなさそうなので割れない程度に深く差し込んでおいた。
細いほうのパイプにL字型の吐出口を差し込んで完成。一つゴム製の部品が余った(下の写真右下)。どうやら長さ調整で細いパイプを使わないときに使用するようである。
早速2号池に設置してみると、パイプが長すぎた。細いほうのパイプを取り外して余っていたパーツを使用し吐出口を取り付けた。
濾過装置の設置
組み立てたろ過装置を設置する。2号池内にできるだけ水流ができないよう、エアパイプユニットの出口をオーバーフローの管に向けて設置した。
水の流れは、写真の上側に見えるプラ舟(アクアポニックスの濾過槽)から2号池に水が落ちてきて給水され、2号池底面の水を水作エイトでくみ上げた水を1号池行のオーバーフロー管に向けて吐き出して排水する。
設置後の感想
もともとは2号池の表層の水が入れ替わり、底近くの水があまり入れ替わらないような気がしていたため、投げ込み式フィルターで底面の水をくみ上げる事で池全体の水が入れ替わることを期待している。
水作エイトSも水作エアパイプも屋内用の製品だと思われるため耐久性は少し心配だが、壊れたところで大きな影響はなさそうなのでしばらく様子を見てみることにする。