3月下旬頃から庭にはいろいろな植物の芽がでてくる。
大半は雑草で、抜くのも面倒くさいから芽が小さいうちにスコップで土をひっくり返して処理している。燃えるゴミにしない分、CO2が数グラム削減されるだろう。
4月上旬のある日、ジューンベリーの木の脇に見かけない芽を見つけた。
恐らく去年生ったジューンベリーの実を食べにやってきた鳥がフン一緒に種を落としていったのだと思われる。
他の人のブログでたまに見かけるグーグルレンズを使ってみたところ、いろいろ候補が出てきたが、どうやら桜の芽のようである。
桜の木だとすると大きくなるため我が家の狭い庭に地植えするのは無理なので、ポットに移植して育ててみることにした。土は芽が出てきた部分のものをそのまま入れただけである。
GWに入るころには葉が少し増えて、この時点でグーグルレンズの検索結果は桜がかなり優勢になってきた。
5月中旬になると葉もかなり増え、少し木っぽきなってきたため鉢植えで育ててみようと思い、空いていた鉢に植えることにした。
鉢には赤玉土と腐葉土を混ぜたものを入れ、その上にポットの中の土をそのまま入れて、鉢とポットの土の隙間にも赤玉土と腐葉土を入れた。
そして現在。
順調に育ってきている。日当たりのいい場所に移してから葉の色がよくなったような気がする。
去年植えたジューンベリーの実を食べに来た鳥がどこかの桜の実を食べており、たまたまジューンベリーの脇にフンをして種が発芽し、なんとなく芽が気になった僕がそれを育ててみる気になった。(普段だったらそのまま土に漉き込んで終わりだっただろう)
これも何かの縁だろうということで、大切に育ててみようと思う。