いもじろうの雑記

庭の池、水槽、DIYのことや普段の生活について書いています

転職したときのボーナスについて

 転職する時に気になるボーナス事情について、僕の実体験をもとに書いてみようと思う。

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はじめに

 僕は、2019年11月末で前に勤めていた会社を退職し、2019年12月に今の会社に入社した。この記事を書いている2020年5月20日時点で入社後約半年である。

 

転職前のボーナス

支給額は大幅減

 結論から言うと、僕の場合は12月のボーナスは大幅(8割減!)に減らされたうえで支給された。ネットで検索してみると退職日以降は一切ボーナスが支給されない会社もあるらしく、ある意味運がよかったかもしれない。

 

 前の会社は6月と12月がボーナス支給月で、就業規則を見るとそれぞれのボーナスは以下の期間に対するものであると書かれていた。

 6月分 ⇒ 10月から3月

 12月分 ⇒ 4月から9月

 退職については特に記載されておらず、当然12月分のボーナスは満額支給されるものだと思っていたが、退職日に届いた賞与明細をみると通常の支給額(前の会社は12月の賞与は基本給×〇か月の固定だった)の2割程度になっておりびっくりした。

 慌てて問い合わせると、内規(人事部とか役員しか見られない!)に定めてあり、それに従って支給したとの回答で、その内規を見せてくれと言っても見せてもらえずすごく後味の悪い思いをした。

 ちなみに、12月末まで在籍していれば満額もらえたそうで、1か月丸ごと休めるくらいの有給休暇が残っていたので非常にもったいなかった。

 

事前に確認しておけばよかった

  ロクに説明しない会社も会社だと思うが、よく考えてみると僕は僕できちんと会社側に確認していなかったのは結構大きな過失だなと反省した。

 きちんと確認していれば、転職先に相談して12月末退社、翌年1月入社で調整することもできたであろう。僕は確認を怠ったばかりにボーナス数十万円をもらい損ねてしまった。 

 

◇ 11月末退社の場合もらえたお金

 ・ 11月の基本給

 ・ 12月のボーナス(8割減額)

 

◇ 12月末退社の場合もらえたお金

 ・ 11月の基本給

 ・ 12月の基本給

 ・ 12月のボーナス(満額)

 

  12月の基本給は転職先でもらえたが、1か月休んで基本給+賞与の残り8割(合わせて100万円くらいなる)をもらえたはずなのですごくもったいない。一言確認することを怠ったことでこれだけ差が出てしまった。

 退職する時は、お世話になった会社に申し訳ない気持ちもあってお金の話って中々しづらい部分もあると思うが、絶対確認すべきだと思う。

 

転職後のボーナス

「転職直後はボーナスなし」が多そう

 ネットで検索した感じだと、「転職後1年目はボーナスはない」「大幅に減額されて寸志程度」「在籍期間に応じた減額のうえ支給される」というのが多そうだったし、転職した友人たちに聞いても同じような回答だったので、そういうものだと思って期待していなかったこともあり、転職先での1年目(今年の12月分まで)はボーナスはもらえないものだと思って転職活動を行って今の会社に入社した。

 特に僕の場合、夏ごろから転職活動を始めて入社時期のスコープを「年末~次年度の4月」と考えていたので、年度の半分も在籍していない人間が賞与もらおうなんてのが虫が良すぎると思っていた。

 

注)もちろん面接で「1年目のボーナスはもらえないと思っています!」なんてことは言っていないし、損するだけなので絶対言わないほうがいい。

 

社内規定を確認したら期待できそう

  入社1年目はボーナスはもらえないものだとは思っていても、「賞与の支給月数について」なんてタイトルの社内メールなどを目にすると気になるのが人の性。

 さすがに今頃会社に確認するのは気が引けたので、社内規定の賞与の部分をよく読んでみると「賞与計算期間の出勤率を反映して支給」と書いてある。さらに、出勤率の計算式を見ると、欠勤がなければ出勤率は100%になりそうだった。

(所定労働日数-欠勤日)/所定労働日数

 

 このほかに特に記載がない(就業規則には年度の途中で入社した場合について記載してある部分が多々ある)ことから、もしかしたボーナスが満額もらえるかもしれない。

 

実際に支給されたのか(2020年6月13日追記)

 実際に賞与の明細がでた。僕の賞与は在籍期間に応じた金額だった。入社したばかりでこれといって貢献もできていないのが実情なのでもらえるだけありがたい。

 明細を見ると、賞与の対象になる出勤日数が240日。同じ期間の僕の出勤日数が約100日なので、支給予定額×100/240(約41%)とのことだった。公平でわかりやすく、文句のつけようがない計算方法だと思う。

 

まとめ

聞きづらくてもきちんと確認すべき

  お金の話はしづらい部分もあるが、よく考えてみるとお金は働く理由のなかの割と大きなウエイトを占めているという人が多いと思う。日本人はお金の話をするのをあまりよしとしないところもあるが、勇気を出してしっかり確認するべきである。

 現職への確認は勇気をもって切り出すしかない。可能であれば転職活動前や内定が出る前、難しいなら内定が出て入社を決めたら少しでも早いタイミングで確認すべきである。(入社日の調整などがあるため)

 転職先への確認については、内定をもらった後にしておいたほうがいいと思う。もしこれから転職を考えていて、想像してみると中々聞けそうにないなと思うのであれば、転職エージェントを利用することで内定時の待遇について転職エージェントを通して確認できるので利用することも考えられる。

 

 僕は転職活動にあたり、以下の転職エージェントを利用した。転職エージェントについてはまた別の機会に紹介してみたいと思う。

 ・JACリクルートメント

 ・リクルートエージェント

 ・パソナキャリア

 

目先のボーナスも大事だが...

  ボーナスについて、無理のない範囲の調整でもらえるのであればそうすべきだが、目先のボーナスにとらわれて肝心な部分を見失わないようにしたいところである。

 最悪1年分くらいのボーナスがなくなる可能性はあるが、転職の動機はお金だけではないと思うし、金銭的にどうしようもない(生活が成り立たないなど)場合を除いて、直近のボーナスには目をつぶって他の条件面を優先したほうが長い目で見ればよい転職ができると思う。