いもじろうの雑記

庭の池、水槽、DIYのことや普段の生活について書いています

DIYした立水栓の補修

2年位前に、もともと設置されていた散水栓を取り外し、もともと散水栓があった場所とは別の場所にDIYで立水栓を取り付けた。家を買ったのが3年前で色々DIYしたが、これが一番便利だったと自負している。

スポンサーリンク

散水栓と立水栓

散水栓と立水栓の違いは、散水栓が地中に蓋つきの容器(ボックス)が埋まっているもので、立水栓が地面の上に蛇口が出ているものである。

立水栓は下のような箱が地面に埋まっており、

その中に下の写真のような水栓(蛇口)が入っているものである。

SANEI 散水栓 散水ホース接続用 呼び13 Y80J-13

メリットはホースをつないでいないときには地面の上に何も出てこないため、使っていないときには見た目がすっきりするし推薦の上のスペースがく活用できる(自転車を止めたりできる)ことである。ただし、いちいちホースをつないだりで面倒くさい。

一方、立水栓は下の写真のような感じで地面の上に柱のようなものが立っており水栓(蛇口)がついている。

f:id:a0k1n12357:20210915215520j:plain

立水栓はこんな感じ。DIYで自宅に設置したもの。

家の外で手軽に手などを洗えたり、水栓によっては複数に分岐しておりホースをつないだまま水栓から水が出るもの(我が家のものはそのタイプ)があったりして利便性がよい。ただし、使用していない時に片づけたりはできないので場所を選ぶ。

我が家の立水栓

上の写真にあるのが我が家の立水栓である。
水栓柱、水栓などはAmazonでいい感じのものを探した。配管は散水栓を撤去した(配管を切って取り外した)部分に耐衝撃塩ビパイプ(HIVP)をつなげ、家の外壁に沿って少し地面に埋めている。
HIVPは塩ビパイプより衝撃に強いもので、ホームセンターなどで安価に手に入り専用の接着剤で簡単につなげられ、技量がなくても漏れも少ないので、敷居が高そうな感じもするがやってみると案外お手軽である。

枠はホームセンターなどにある花壇を作るためのブロックのようなものを使い、地面はモルタルで固めている。そのままだと水を流すと周りが水浸しになるため、モルタル部分に排水口をつけて配管で敷地内の雨水桝に接続している。そしてモルタルでは味気ないのでホームセンターで買ってきた砂利とガラス玉を入れて目隠しにしている。

 

使用している水栓柱

使用している水栓

ホースを接続する側は下の金具に取り替えた。


庭(立水栓がある側の裏が庭)に散水用のホースを設置したいため、壁に金具を取り付けてそこにホースを通している。
地面に置いておくと見栄えが悪かったり分で傷んだりしそうだったためこのような形にした。下の写真の角度から見ると少しダサいが普段の目線だと見えないためよしとしている。

f:id:a0k1n12357:20210915221658j:plain

ホース取り付け状況

今回補修した箇所

機能には全く問題ないが、水栓柱の上に取り付けていたリスの置物が外れてしまったため補修をした。上に何か乗っていないと殺風景な感じになってしまうので、部品としては重要である。

f:id:a0k1n12357:20210915221822j:plain

両面テープとシリコンシーラントでつけていたが経年劣化で外れた

f:id:a0k1n12357:20210915221858j:plain

リスが乗っていた場所。

水栓柱の上を掃除し、リスの裏側についていた両面テープとシリコンシーラントをきれいに剥がす。そして接着にはコニシのウルトラ多用途SUプレミアムクイックを使うことにした。大体何でもくっつくので我が家では常に1本常備している。

f:id:a0k1n12357:20210915222318j:plain

水栓柱上部とリス裏側の清掃後

f:id:a0k1n12357:20210915222352j:plain

水栓柱上部に接着剤を塗る

f:id:a0k1n12357:20210915222414j:plain

リスを押さえつけて30秒くらい待つ

f:id:a0k1n12357:20210915222453j:plain

数分で動かなくなる。強度が出るのは12時間後位らしいが置いているだけなのでもう問題ないだろう。

使った接着剤。ポリプロピレン、ポリエチレン、フッ素樹脂はダメらしいので注意。

修理してみて、やはり上にリスが乗っていた方がしっくり来る。(設置した時からついていたのだから当然と言えば当然である。)

立水栓のDIYは敷居が高そうな印象だが、屋外に蛇口があれば案外簡単にできる。

池とかは賛否が分かれるところだが、これに関しては多分家族にも喜ばれること(ほぼ)間違いなしだと思われるので、興味があれば挑戦してみる価値はあるのではないだろうか。