我が家の水槽はできるだけメンテの手間がかからないよう考えているが、時間がたつとどうしても水槽の中がコケなどで随分汚れてきてしまう。ノーメンテとは中々いかない。さらに水草がかなり伸びてうっとうしいので掃除をした。我が家の水槽掃除としては大規模な掃除になった。
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置物(テトラポット)の掃除
水槽の中に素焼きっぽい材質のテトラポットの置物が入っている。何の手入れもしないまま1年半くらいになるが、黒髭苔や緑のコケが結構ついていて見栄えが悪いので掃除をした。
最初はメラミンスポンジで掃除しようとしたが、表面がざらざらしており固いためあっという間に削れてなくなってしまうため、100均(ダイソー)に売っていたメダカの産卵床なるもの(スポンジの裏側?についているような固い素材)でゴシゴシこすってみたところきれいに取れた。
水草の手入れ
水槽の中に、外のプラ舟ビオトープから持ってきたウォーターバコパとウォーターコインが入っていてかなり伸びてきていたので、トリミングして古い部分を処分した。
ウォーターバコパは切り戻して陶器の中に赤玉土を入れてそこに植え、ウォーターコインは元通り水面に浮かせた。
プラ舟ビオトープも同様だが、赤玉土は時間がたつと崩れるため底砂にしてしまうとメンテナンスが大変になるため水草などで使いたいときには何か容器に入れて水槽に沈めるとよい。
※赤玉土を底砂にすると水質浄化によいという意見もあり、その通りかもしれないけれ水質浄化はほかの部分で補う方が結果的に管理が楽なのではないかと思う。
ガラス面の掃除
水槽が安定しているとコケがつかないなんて話もネットでは見るが、残念ながら我が家の水槽の表面にはオトシンクルスやタニシが食べられない(?)コケがついてしまうため時々掃除をしている。
以前は水の中に手を入れるのが億劫だったのでステンレスの棒に歯ブラシをくくり付けたものでちまちま掃除していたが、時間もかかるし大変なので最近はメラミンスポンジで掃除している。激落ちと名乗るだけのことはありかなり簡単にコケが取れる。
濾過槽ウールマットの交換
ガラス面の掃除が終わり、水の透明度が戻ったら濾過槽に設置したウールマットを交換する。我が家の濾過槽はプラスチックの衣装ケースやタッパーなどを使って自作しているため少々見栄えが悪いが性能的には多分問題ないだろうと思っている。
まずは水がはねて周りに飛び散らないように設置しているオーバーフロー管のカバーと何かが入っていたプラスチック容器を切り取って作ったカバーを取り外す。ウールマットにはもともとの汚れのほかに、先ほど掃除したコケなどが付着している。(少し緑っぽくなっている)
古いウールマットは取り外し、新しいウールマットを設置する。今までは60センチほどの長さのものを半分に切って使っていたが、面倒くさいので今回からは半分に折って入れてみることにした。ウールマットを敷き、カバーと蓋を戻して掃除完了。
◇いつも使っているウールマット
ウールマットは汚れ具合やつまり具合を見ながら、おおよそ2週間~1か月に1回くらい交換している。ものには特にこだわりはなく、近くのホームセンターで一番安く買えるGEXのフィルターを使っている。もう少し高いものと見比べると、これは安いだけあって少し目が粗そうではあるがその分柔らかくて使いやすいのではないかと思う。
水槽台の上の整理整頓
水槽回りには普段あまり使わないものも含めていろいろ物が散乱していて見栄えがあまりよくなかったので、ついでに整理整頓した。
餌を掬うためのプラのスプーンと箸を七味唐辛子の空き瓶に差して縦向きに収納し、餌はメーカーの箱からジャムか何かの空き瓶に移し替えてみた。さらに週に1回程度しか使わないカルキ抜きや水草の栄養剤その他色々は水槽台の下に片づけた。
整理前の写真を撮り忘れたがかなりすっきりした。あとはこの状態をキープすればよいだけなのだがずぼらな性格もありいつまでもつかが問題である。
掃除完了
2時間くらいかけて掃除完了。水槽の内外ともにかなりすっきりした。
水草をトリミングしたのと、コケだらけになった人口水草を取り出したため少し寂しい感じになってしまった。本当は大きめの流木を入れてウイローモスを活着させたりしたいが手入れが面倒なので中々手が出ない。
それなりの質(水質)を保ちながら長く続けるためにはできるだけ手間をかけずほどほどにやるのが大事なのではないかと思う。