いもじろうの雑記

庭の池、水槽、DIYのことや普段の生活について書いています

睡蓮植え替え2023

 毎年3月頃に睡蓮の植え替えをしている。今年はアクアポニックスに夢中になっていたり、なぜだか週末に天気が悪い日が多く作業が4月にずれ込んでしまった。

2023年4月 睡蓮植え替え

 池から睡蓮を植えている鉢を取り出す。取り出すのは年に一度なので藻か何かがへばりついていてものすごく滑る。池の中でひっくり返してしまったら中身の回収がかなり大変そうなので慎重に取り出した。

庭池部ビオトープ 睡蓮 植え替え

睡蓮を植えている鉢(写真左)

 鉢を池から出したら、睡蓮の芋の部分を取り出す。去年はいつになくたくさん花をつけてくれたためか、いつもより根がしっかりしていたような気がする。根をハサミで切りながらの作業になった。

庭池ビオトープ 睡蓮 植え替え

取り出した睡蓮の芋の部分(水洗いした後)

 睡蓮を取り出したら鉢のをひっくり返して中の土(泥)を出す。中に残っている太い根を大まかに取り除いたうえで土は再使用する。
 最初のころは古い土は庭に埋めて荒木田土を新品に取り換えていたのだが、ある時古い土を再使用してみたところ特に問題もなさそうだったためここ最近がずっとこの方式。足りない分(鉢の表面)は赤玉土を足している。

庭池ビオトープ 睡蓮 植え替え

鉢の中の土(再使用する)

庭池ビオトープ 睡蓮 植え替え

根の部分

 掘り出した芋は根を切り適当な大きさに分割する。手で折っても問題ないようだが、結構固く変な割れ方をするのも嫌なので園芸用のはさみで切断した。
 写真一番左のものを植えて残りは処分と思ったのだが、試しに写真中央の芋を空いている容器に芋と赤玉土だけ入れて池に沈めてみた。肥料も何もないので育つかは不明。 

庭池ビオトープ 睡蓮 植え替え

睡蓮(芋の部分)分割後

 鉢に睡蓮を植えなおす。まずは目減りした土(泥)の体積を埋めるため、底部分に赤玉土を少し敷く。

庭池ビオトープ 睡蓮 植え替え

鉢底に赤玉土(大)を入れる

 赤玉土の上から、去年鉢に入っていた土を入れる。混ざっている赤玉土はある程度指でつぶして混ぜ込んでから鉢に入れ、睡蓮の芋を埋め込む。

庭池ビオトープ 睡蓮 植え替え

土(泥)と睡蓮を鉢に入れたところ

 最後に赤玉土を上にかぶせ、軽く水ですすいだら完成。泥が見えない程度に赤玉土を敷いておくことで金魚が上を泳いだ時に泥が舞わない。
 今写真にある葉は去年の秋から残っているものなので池に沈める前に切り取っておいた。

庭池ビオトープ 睡蓮 植え替え

植え替え完了

2023年5月(1か月経過後)の状況

 植え替えてから1か月ほど経ったのだが、全然葉が出てこない。毎年こんなにだったかなあと少し不安になっている。庭池ビオトープ内にある他の植物も含めて今年は成長が遅いような気もする。

庭池ビオトープ 睡蓮 植え替え

睡蓮植え替えから1か月後

庭池ビオトープ 睡蓮 植え替え

睡蓮上から1か月後(拡大)

 一応新しい芽が出てきているようなので少し様子を見てみるが、ダメならダメで色々なところに苗が売っているうちに決断をしないとなあ。 
 そういえば今年は例年より水温が低いような気がする。温度測定はしていないし、木のせいかもしれないが、アクアポニックス化したことで水が蒸発する面積が大きくなって(実際水の減りは早くなったと思う)水温が低めになっているなんてことがあるのだろうか。