我が家には梅の木が2本ある。1本は2022年の2月ごろに植えた南高梅。もう一本は甲州小梅。去年の秋の終わりに追加で植えた。
本当は南高梅1本のつもりだったのだが、調べてみると梅は別の種類の木が2本ないと受粉しないらしく、南高梅と相性がよく(開花時期が近い)比較的手に入りやすかった甲州小梅を植えることにした。
2023年1月
年明け早々に南高梅が開花しはじめた。甲州小梅は蕾すらできていない。
2023年2月
2月中旬になり、甲州小梅が開花し始めた。
2月下旬頃になると甲州小梅の木にそこそこまとまった量の花が咲いたのだが、南高梅のほうがほとんど終わりで、花が少ししか残っていない。
花粉を運ぶ虫がいないため、このタイミングで一応刷毛で花をこすって人工授粉的なことをしておいた。
2023年3月(現在)
南高梅、甲州小梅ともに実が付いた。当然だが、両方の花が同時に咲いていた部分のみに実が付いており、南高梅は花が少なかったこともあり実も少なかった。
人工授粉の効果なのかはよくわからない。系統立てて観察できるよう、同時に花が咲いていた枝とそうでない枝、人工授粉の有無が分かるように印でもつけておけばよかったと思う。覚えていたら来年やってみようと思う。
さいごに
梅の木を2本にしてからまだ1シーズン目だが、今の時点で気づいたことをまとめておく。
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梅が2種類必要なのは間違いなさそう
花が同時に咲いていた部分にのみ実が付いたため間違いないと思う。隣でなくても近くの梅の木から受粉することもありそうだが、今の時点では風で花粉が飛んで授粉するのか、虫などの媒体が必要なのかはよく分からない。 -
人工授粉の必要性は今後確認
今回は刷毛で人工授粉させたため確認できていない。来シーズンに覚えていたら枝ごとに条件分けして実験してみようと思う。 - 開花時期は木ごとに個性がありそう
梅は2月上旬ごろに開花するイメージだったが、南高梅は1月上旬に開花とかなり個性が出た。2本の木が成長すると花の量が増えるため、時期がずれても見の量は増えるのだろうか。このあたりは中長期的な観察が必要そうである。
このまま実が成長したところで数が少なくどうしようもないため、木の成長を促すために実を落とすかどうかが悩みどころである。