いもじろうの雑記

庭の池、水槽、DIYのことや普段の生活について書いています

梨の木(なるみ)を庭に植える

 スーパーに行ってふと気づいた。いつの間にか梨の値段がめちゃくちゃ高くなっていた。そういえばかなり長いこと梨を買っていない。大学生の頃(20年位前)から倍以上になっているような気がする。
 我が家は全員梨が好きである。自宅の庭で梨が収穫できると今より少しハッピーになれそうな気がして、梨を植えてみることにした。

梨を植える場所

 我が家の庭は狭く、これ以上木を増やすのは難しい。
 何かを得るためには何かを諦める必要がある。そういえば冷蔵庫に今年収穫して塩漬けのまま干していない梅干があるのを思い出した。梅干を作るのは面倒くさいし、梅酒は作ったとしても飲まない。
 梅の木も結構成長してきて今年は今までで一番たくさん蕾がついているのでもったいない気もするが、どうも僕とは相性が悪いようなので申し訳ないが切らせてもらい、跡地に梨の木を植えることにした。

庭に梨の木(なるみ)を植える

梅の木を切って梨を植えることにした。

 上の写真の梅の木(手前:南高梅、奥:甲州小梅)を切り、季節外れの唐辛子(鷹の爪)は抜いて実を収穫してしまった。

選んだ梨の木

 梅の木と同じで梨の木は2種類の木を植えないと実が付かないらしい。木を2本植えるからといって狭い庭で離して植えたところでたいして距離が取れず、すごく邪魔なことは梅の木を育てている中で実感していた。
 そこで今回は2種類の梨を株立ちのような感じで植えてみようかなと考えた。調べてみると、幸水と豊水が相性がよく比較的入手しやすそうだったため、その組み合わせで行こうと思って園芸店に行ったら梨の苗木が売っていいない。
 仕方がないのでネットで買おうと思い楽天市場を見ていたら面白そうな品種を見つけた。「なるみ」という品種で、1本だけで受粉できるらしい。狭い我が家の庭に優しい品種である。

梨 なるみ 庭に植える

購入した梨(なるみ)の苗木

 楽天市場の「苗木専門店 グリーンでGo!」という店で購入。梱包もしっかりしており苗木の状態も悪くなさそうな気がする。植え付けの方法の説明書と、おまけでニーム核油かすという肥料(?)とその説明書も入っていた。

植え付け

 木を植えるとき、今まではポットより少し大きめの穴を掘って腐葉土を混ぜて(面倒くさいときは混ぜない)ポットから出した苗をそのまま植えていた。
 梅の木を切って根を撤去しているときに気づいたのだが、この植え方だと根の張り方のバランスがものすごく悪いし形もなんだかいびつな感じになっている。今回は穴を広めに掘って土を全部落として根の形をある程度整えて植えてみた。せっかく説明書をつけてくれたのに半分くらいは自己流になってしまった。(手が汚れていたので写真は撮っていない)

庭に梨の木(なるみ)を植える

植え付け完了

植え替え後の庭

 唐辛子(鷹の爪)や梅の木がなくなり、枝のない幹だけの苗一本になったためかなりすっきりした。あとはしっかり根付いて春に芽を出してくれることを祈るのみである。
 実がなるには数年かかるらしく、梨は育てるのが難しいらしいので気長にやってみようと思う。

庭に梨の木(なるみ)を植える

植え替え後の庭の様子