今月の初めに、ミナミヌマエビ大量死事件があった。
餌を減らしたり水替えの量を増やしたりしているうちに症状が落ち着いてきたようで、数は減ってしまったものの卵を持った個体もちらほら見かけるようになった。
さらなる改善策として配水管を二重管にすることにした。
現状
給水(下の写真の右側)・排水管(下の写真の左側)を別々に配置しており、排水に関しては給水で増えた分の水が配水管の水面の開口から下部にある濾過槽に落ちていく仕組みになっている。
これだと細かいゴミは基本的に水槽の底にたまってしまうため、汚れを少しでも濾過槽のほうに流してやりたい。
改善策
現状の排水管に穴をあけるとポンプが止まったときに濾過槽から水があふれてしまうため、排水管を二重管にして水面だけでなく色々な水深から排水できるようにしたい。
二重管といっても、一回り大きい塩ビパイプ(VU管)に穴をあけたものを配水管にかぶせるだけである。
製作
今回の改造はすごく簡単である。
まずは電動ドリルドライバーを使ってVU管に穴をあける。
穴は最初は少な目にしておき、排水量を見ながら少しずつ増やすとよい。
こんな感じで立てて設置する。
油膜などが流れやすいよう上部の穴は大きめにしておく。
VU管は水より比重が重く沈むため、今の配水管にかぶせて水槽の中に立てる。固定はしていないため、メンテナンスの時には簡単に取り外すことが出来る。
写真では分かりやすいよう穴を手前に向けているが、実際は穴が目立たない向きに設置する。
一番上の穴は水面より上まであけておき、水中の穴が少し詰まってもいいようにしておく。
完成
30分もかからず作業完了。
底のごみ少しだけを舞わせてみたところ、それなりにゴミが吸い込まれることが確認できた。
ちょっと管の色がイマイチな感じではあるが、機能性は捨てられないためこれでしばらく様子を見てみようと思う。
作ってみてから思ったが蓋を付けてもいいかもしれない。
今度時間があるときにキャップでもつけてみようかな。