今年(2022年)1月屋根裏に設置した地デジアンテナ。
どうも特定の局の映りが悪くなり、映像が途切れてしまい視聴できないため部品を追加しつつ調整することにした。
今回追加したのは、前置ブースターと混合器。
(前回の記事)
前置ブースターの追加
まずは最近存在を知った前置ブースターを試してみる。
ブースターよりアンテナ側のケーブルに接続することで、受信した電波を増幅するらしい。アンテナのケーブル接続部に前置ブースターを直接取り付け、そこにケーブルをつなぐ。
注意点はブースターについている前置きアンテナへの給電スイッチをONにする必要があること。機種によっては対応していないようである。給電しないと当然電波は増幅されない。
早速テレビをつけて試してみたものの、前置ブースターの有無で電波受信状況に変化が見られない。
そういえば購入したものの結局使っていない八木式アンテナがあるため、そちらに前置ブースターを取り付け、UHF混合器を使えばよいのではないかと思いつく。
UHF混合器の追加
早速UHF混合器を購入し、配線の変更を行う。
夏の日差しで熱せられた天井内はまさにサウナ状態。長時間の作業は熱中症の危険があるため適宜休憩を取りながら作業を行った。
構成は以下の通り。
①デザインアンテナ側
デザインアンテナ ⇒ ブースター ⇒ UHF混合器(入力1端子側)
②八木式アンテナ側
八木式アンテナ ⇒ 前置ブースター ⇒ UHF混合器(入力2端子側)
※前置ブースターへの給電ができるよう、給電スイッチを「ON」にする
アンテナ~UHF混合器周りの全体像が下の写真。
UHF混合器からの構成は
UHF混合器 ⇒ ブースター用の電源 ⇒ 分配器 ⇒ レコーダー ⇒ TV
となっている。
テレビをつけて電波の受信状態を確認すると、映りが悪かった局の電波状況が5~10dB程度改善され、ブロックノイズが出たり映像が途切れることがなくなったためこのまましばらく様子をみる。
もともとはインターネット回線で地デジを見ており月に800円強ほどお金がかかっていたのだが、アンテナ設置に思ったより費用がかかってしまった。
それでも専門業者に頼むよりは安い(質は悪いと思う)のと、年単位で考えれば2年もあれば十分に元が取れるためよしとする。
買ったもの
①前置ブースター
最終的には八木式アンテナに接続したところ電波受信状況が少し改善した。我が家の環境下ではブースターに追加で設置しても効果がなかった。
②UHF混合器
2つのアンテナで受信した地デジの電波を1つにまとめることができる。
仕組みはよくわからないが、受信状況がいいほうの電波をテレビ側に流してくれるようである。