企業型確定拠出年金からiDeCoへの移換手続き【③iDeCo申込み書類請求】

  前回は運営管理機関について調べて比較したうえで、運営管理機関をマネックス証券に決めたので、今回は実際にマネックス証券のWEBサイトから企業型確定拠出年金からidecoへの移換手続きのための申込み書類請求をおこなった。

前回の記事:企業型確定拠出年金からiDeCoへの移換手続き【②運営管理機関を選ぶ】

 

申込前に確認しておくこと

 申し込みをスムーズに進めるためには、事前に必要な情報をそろえておく必要がある。実際に申し込みをしてみて、事前に確認しておいたほうがよいと感じた項目を以下にまとめた。

勤め先の「企業型確定拠出年金」有無

  勤め先が企業型確定拠出年金を導入しているかどうかを確認しておく。わからない場合は勤め先に訊いてみるか就業規則を確認してみるとよい。

 

企業年金制度に加入しているか

 厚生年金基金、確定給付企業年金、石炭鉱業年金基金などに加入しているかを確認しておく。わからない場合は勤め先に訊いてみるか就業規則を確認してみるとよい。

 

掛金拠出の有無

  「掛け金を拠出する」「掛け金を拠出しない(指図運用者になる)」を決めておく。僕は「掛け金を拠出する」を選択した。

 

なぜ「掛け金を拠出する」を選んだか。

 

◆掛け金を拠出しない場合の費用

  • 口座管理手数料(積み立てた資産から毎月66円が徴収される)

 月あたりで考えると大したことないが、30年間継続して徴収されると23,760円になる。

(66円×12か月×30年=23,760円)

 

◆掛け金を拠出する場合の費用

  • 口座管理手数料(掛金から毎月66円が徴収される)
  • 収納時手数料(掛金拠出のたびに105円が徴収される)

 これに対し、例えば掛金を最低額の月5,000円拠出すると仮定すると、所得控除(僕の場合約20%)があるので、毎月1,000円分税負担が軽減される。

 つまり、手数料は毎月171円(66円+105円)かかるが、税負担の軽減分を考慮すると月あたり829円得をすることになる。

(1,000円-171円=829円)

30年続けた場合、298,440円も得をする。(運用の損益などは含まず)

(829円×12か月×30年=298,440円)

ということで、手数料の持ち出しがなくなるので毎月拠出することにした。 なお、手数料は運営管理機関ごとに異なるし、所得控除の額も人によって違ってくるので検討の際にはご自身で資産することを推奨する。

 

年金番号

 自分の年金番号を確認しておく。

 年金番号の確認方法がわからない場合には、日本年金機構ホームページの「Q. 自分の基礎年金番号の確認方法を教えてください。」に確認方法が記載されている。

 

掛金拠出のタイミング

 以下の2パターンのうち、どちらにするか決めておく

  • 毎月定額・・・毎月決まった掛金を拠出する
  • 月・金額を指定・・・月ごとに掛金を設定して拠出する

 「月・金額を指定」を選択すると、月ごとに掛金を設定することができる。例えば、ボーナス月の拠出を多くするなどが考えられる。

 ただし、拠出金の最低金額は「1回の拠出」あたり5,000円で、年間で最低60,000円を拠出する必要がある(偶数月1万円、奇数月0円などでもよい)。

 また、上限金額はその人の条件により異なるが、年払いの上限金額は「月払いの上限金額(会社員だと1.2~2.3万円)×12」となる。

 

納付方法

 掛金を拠出する場合には、納付方法を「①給与から天引き」「②銀行引き落とし」から選択する必要がある。以下にそれぞれについての「確認事項」「メリット」「デメリット」をまとめた。

 

① 給与から天引き

(確認事項)

  • 給与天引きの可否を事前に勤め先に確認しておく

(メリット)

  • 銀行口座の預金残高を気にしなくていい
  • 年末調整をしなくてもぜい税の負担額が減る

(デメリット)

  • 拠出金の金額を変更する場合等に会社に連絡が必要
  • 給与天引きに対応していない企業もある

 

② 銀行引き落とし

(確認事項)

  • 引き落とし金融機関の口座情報

(メリット) 

  • 拠出金の金額変更がしやすい
  • 納付についての手続きが個人で完結する

(デメリット)

  • 銀行口座の残高不足で引き落としができない可能性がある。
  • 税の還付に年末調整が必要

 給与から天引きで納付する場合、まず給与天引きの可否を会社に確認する必要がある。掛金の変更の際などにいちいち会社に連絡したりする必要もあり、なにかと面倒くさいので僕は銀行引き落としにした。

 

運用商品

 申し込みの最後に、運用商品の組み合わせを選択するため、運用商品の組み合わせを考えておく必要がある。(運用商品は、マネックス証券のホームページで確認することができる。)

 

WEBサイトからの申し込みの流れ

 マネックス証券のWEBサイトにアクセス

 マネックスのidecoのページにアクセスする。(マネックス証券ホームページにアクセスし、「商品・サービス」⇒「ideco」の順にクリック)

 マネックス証券の口座有無で2つ申し込みボタンがある。僕の場合はマネックス証券に口座を持っているので左のボタン「ログイン後、申込み書類請求」を選択した。

 

ideco加入資格の確認

 選択式の質問が6個あるので、それぞれ自分にあったものを選択する。ここで、前項の「企業型確定拠出年金の有無」「企業年金制度に加入しているか」「掛金拠出の有無」を確認される。

 

加入者・年金情報登録

 以下について選択する。

  • 氏名
  • 性別
  • 生年月日
  • 住所
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 勤め先
  • 基礎年金番号
  • 拠出金のタイミング
  • 納付方法
  • 移換元以外の確定拠出年金有無

 

移換資産配分指定/拠出金配分指定

 企業型確定拠出年金から移換する資産の配分を設定する。(移換した資産で各運用商品をを何%買うかを入力する。)1つの運用商品を100%にしてもいいし、合計で100%になるように複数組み合わせてもよい。考えるのが面倒くさい場合は「バランス」の運用商品を選んでおくと、色々な金融商品を所定の割合で組み合わせて運用してくれるので楽だと思う。

 なお、ideco加入後の拠出金に対する配分はWEB申し込み後に送られてくる書類に別途記入する必要がある。基本的には移換する資産の配分と拠出金の配分は同じでよい。

 運用商品について決めるにあたっては「図解 はじめての確定拠出年金 (お金のきほん)」を読んで勉強した。確定拠出年金の仕組みから運用法までわかりやすくまとまっていていい勉強になったので、興味があれば参考にしてみてほしいと思う。

 

申し込み完了

 申し込みが完了すると、「加入者・年金情報登録入力」したメールアドレス宛に「ideco加入申し込み受付通知メール」が届く。

 

 注)マネックス証券の申込には「ログイン後、申込み書類請求」「申込み書類請求」の2種類の申し込み方法があり、僕は「ログイン後、申込み書類請求」のほうで申し込んでいるため、「申込み書類請求」の場合に運用商品の選択画面が出るかどうかは確認できていない。(その手前の段階までは入力が必要なことを確認済み)

 

 まとめ

  今回はWEBでのideco申込み書類請求が完了した。後日自宅に書類が届くそうなので、次回は書類の記入方法などについて書こうと思う。

 

 

□ 前の記事 

 企業型確定拠出年金からiDeCoへの移換手続き【②運営管理機関を選ぶ】

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