壁掛けPCケースを自作する(⑥PCの無線化)

最近は熱心に応援することもなくなり選手の名前もあまり分からないが、贔屓にしているプロ野球チームの調子が悪い。16試合やって9連敗と6連敗と散々である。「虎」の名前を冠しているが、ここまではせいぜい「猫」くらいの出来である。

話は変わって、年末年始に組み立てた壁掛けPCは好調である。多少負荷をかけてもファンは低速回転を保っており音も気にならない。扉を開けて体感温度を確認すると、空気が設計通りに流れていることが温度差で分かる。

今回は、壁掛けPCの無線LAN化をした時のことを紹介する。


(前回の記事)

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機器(無線LANカード)の選定

今回のPCに使ったマザーボードには無線LAN機能は付いていないため、無線LANを使うための機器を取り付ける必要がある。
調べてみるとUSBで接続するものとPCIeに接続するものがある。
USBタイプはお手軽に取り付けができるが安定感がいまひとつのものが多いようだ。
一方、PCIeのタイプはPCIeスロットに空きがない取り付けられないが基盤との通信が安定しているとのこと。

壁掛けPCはPCIeスロットに空きがあるため、PICeに取り付けるタイプのものを購入することにした。AmazonをみてみるとBluetooth機能がついているものがあったためそちらを購入することにした。

無線LANカード取り付け

届いたものをさっそく取り付ける。箱を開けて中身を出し、アンテナを取り付けたら電源のケーブルを接続し、PCIeスロットに刺すだけとお手軽である。通信も特に問題なさそうなのだが、一転問題があった。

我が家の壁掛けPCはマザーボードの背面がケースの中に完全に収まっているためブラケットを固定する部品がないためカードがグラグラしており少し触れると抜けてしまいそうなことである。
そこでブラケットを固定するための細工をすることにした。

ブラケット固定のために壁掛けPCケースを加工

まずは何かの棚を買ったときに付属していたと思われるL字金具をケース枠にビスで固定する。この金具は穴が長孔になっており、レベル調整がしやすくて丁度良かった。

壁掛けPCの無線化 DIY

L字金具をビスで固定

次に無線LANカードをPCIeスロットへ取り付ける。
この時に、前の手順で取り付けたL字金の高さを調整し、無線LANカードが水平になるようブラケット部分を支持する。

壁掛けPCの無線化 DIY

PCIeカードに電源ケーブルを差し込む

壁掛けPCの無線化 DIY

無線LANカード差し込み完了。L字金具でブラケット下部を支える。

壁掛けPCの無線化 DIY

斜め上から撮影

これで自重はL字金具で支えることができた。薄っぺらい金具だが無線LANカード自体が軽量なので問題ないだろう。
だかこれでは水平方向に力がかかった場合(地震や、扉を開けて何かしたときに誤って手で押してしまう等)にカードが抜けてしまう恐れがある。
あまり凝っても仕方がないので針金で縛っておくことにした。針金は細いほうが作業しやすいと思う。

壁掛けPCの無線化 DIY

針金は家にあった線径0.3mmのものを使った。

壁掛けPCの無線化 DIY

L字金具と無線LANカードを針金で縛った。

取付完了

取付が完了し、PC内部からLANケーブルなくなった。
また今使っているマウスとキーボードはBluetooth接続に対応しておりUSBタイプのBluetoothアダプターで接続していたため、無線LANカード経由で接続しなおしUSBのアダプターも取り外した。

使ってみたところだと、通信速度は体感ではあまり変わらない。通信速度テストの結果は以下の通り。

壁掛けPCの無線化 DIY

インターネット速度測定の結果

通信速度以上に満足感が高かったのがBluetooth機能。USBタイプのものはスリープから復帰したとき等に接続が切れてしまうことがしばしばあったが、無線LANカードにしてからは一切なくなった。
これだけでも買った意味はあったと思う。

今回買ったもの、使ったもの

無線LANカード
はっきり言って何を買えばよいのか良くわからなかった。Intel製のチップが入っているらしく、Bluetoothも使えるという。あとは値段が比較的安かったためこれにした。
特にドライバーのインストールも必要なく取り付けるだけで使えたし、安定性もあり中々よかった。

棚受け金具

無線LANカードのブラケットを固定するために使用。長孔のものだと高さを合わせやすい。

針金

100均とかでも売っている。今回はたまたま家にあった0.3mmのものを使用。