オーバーフロー水槽の餌やりについて紹介する。
スポンサーリンク
使っている餌
熱帯魚の餌はネオプロス(キョーリン)を使っている。テトラミン(テトラ)を使ったこともあるが、あの色があまり好きではなかったのと魚の食いつきがネオプロスのほうがよい気がしたからである。高級な餌は使ったことがないのでわからないが、同価格帯のものであれば多分大差はないとおもうので自分が気に入ったものを使うのがよいと思う。
餌の量はメーカー推奨の量よりかなり少なめに与えている。1分前後で食べられる量を休みの日と仕事から早く帰った日(週に数回)与えている。かなり長期間この感じだが、魚が極端にやせ細ったり餓死のような症状は出ていない。
餌やりの問題点
餌はフレークタイプで、しばらく水に浮きそのうち水を吸い沈んでいくが、我が家の水槽ではオーバーフロー管に向かって水面にそこそこ早い水の流れがあり餌が流れてしまう。魚は流れる餌を一所懸命追いかけるが、餌の大半が排水管のほうに行ってしまい、これではあまりよくない。
対策方法
世の中には餌拡散防止用のアイテムが色々売っているが、水槽に吸盤で取り付けるものが多く、餌をやらないときは片づけたいためイマイチ納得感がなく買わなかった。
何かないかな、と探していた時に水槽下に設置した濾過槽に使ったタッパーの蓋についていたパッキンが目に留まった。必要ないので捨てようと思っていたものである。
餌をやるときにだけこれを水面に浮かべておき、食べ終わったら片づければいいかなという感じ。
さっそく試してみたところ、パッキンの浮力がそこまで強くなく、魚が餌を食べるときの水面の揺らぎでパッキンの外に餌が流出してしまう。想定外だった。なんにせよこれでは使えない。
次に、排水パイプの周りを囲うようにパッキンを浮かべてみた。(下の写真参照)
苦し紛れで試したのだが、結果としてこれが中々よかった。
パッキンにより水面の水の流れがかなり阻害されて餌の流れがゆっくりになったこととで餌が流れる前にある程度魚たちが食べてしまうことと、魚が餌を食べたときの水の揺らぎの影響をあまり受けないことで餌がほとんど排水管側に流れなくなった。
熱帯魚の餌やり
さいごに
生き物を飼う中での大きな楽しみの一つが餌やりだと思う。楽しみがストレスになってしまうと世話が億劫になるため、個人的にはかなりいい対策ができたと自画自賛している。
コケ対策で最近入れたサイアミーズフライングフォックス。コケが減った感じはあまりないが餌の味を覚えたのか、餌をやると水面にまで出てくるようになった。