熱帯魚水槽の水換え方法について紹介する。
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水槽の水量
我が家の熱帯魚水槽は幅60cm、奥行き30cm、高さ36cm(水位28cm)のものを使っており、ろ過槽(プラスチック製のコンテナ)が幅35cm×奥行き28cm×高さ25cm(水位20cm)なので、我が家の水槽の水量は以下の通り計算できる。
水槽:0.6m×0.3m×0.28m=0.0504m3
ろ過槽:0.35m×0.28m×0.2m=0.0196m3
合計:0.0504m3+0.0196m3=0.07m3
1m3は1000Lなので、0.07m3×1000L/m3=70L
となり、水槽の水の量は「70L」である。
水換えの量
水換えは、週に1~2回くらい実施し、1回あたり10Lのバケツ1杯の水を使っているが、実際には水槽やろ過槽から水が蒸発するため、実質は水換えが7L、足し水が3Lくらいの感じになっているため、水換えの量としては1週間に水量の10~20%程度といったところである。
水は、水道水に市販のカルキ抜きと水草の栄養剤を入れて使っている。両方ともテトラ社製のものを使っているが、こだわっているわけではなくたまたま手に入りやすかったためである。カルキ抜きの効果はよくわからないが、水草栄養剤は効果が実感できた。
ちなみに、ケチって容器に書いてある量よりちょっとだけ少な目に使っているが特に問題は出ていない。
使っているカルキ抜き、栄養剤
水換え方法
水換えにはプロホースを使う。アクアリウム系の商品は効果のほどが怪しい商品も結構あると個人的には思っているが、これに関しては掛け値なしに素晴らしい。考えた人は本当にすごいと思う。
水を抜く方法は、プロホースで底面の砂利にあるフンなどを吸い込みながら床に置いたバケツに水を抜いていく。水槽の補強板があるので、底面は水換えごとに半分ずつ掃除している。といっても先週どっちをやったかなんて忘れていることが多いので適当な感じになっている。
水を入れるときは、プロホースを使い腰壁に置いたバケツから水槽の下に設置している濾過槽に水を入れている。電力なしでプロホースのみで作業ができて結構便利がいい。(オーバーフロー水槽にする前は風呂ポンプでバケツから水槽に水を入れていた。)
さいごに
今の水槽を立ち上げてから1年以上たったが、今の方法で特に生き物が死ぬことはなく、むしろかなり元気にしている。いつも痩せ気味で長くて1年位で死んでしまっていたオトシンクルスは、今の水槽と相性がいいらしく丸々と太っている。
水換えの頻度が少ないためか、緑の苔と黒髭苔が結構つくが魚のコンディションが良いためあまり触りたくない。でも苔は気になるので当分はメラミンスポンジで水槽の前面を掃除しながら現状維持というところか。