いもじろうの雑記

庭の池、水槽、DIYのことや普段の生活について書いています

庭に池をつくる(④池周りの仕上げ その1)

 今回は池の周りを仕上げていく。ほぼノープランで勢いに任せてここまできてしまったので日々試行錯誤である。

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防水シートをカットしテープで止める

 まずは作業前の状態。
 防水シートを塩ビパイプで押さえており、端部は土や花壇の下敷きにしていた。塩ビパイプは曲がってしまい、シートが浮いてくるので何とかしたいと思った。

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作業前の状態。塩ビパイプでシートを押さえている。

 そこで、余った防水シートを池の縁の近くでカットし、ダクトテープで止めてみたら中々すっきりした感じになった。

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防水シートをカットし、ダクトテープを貼り付けたところ

仕上げ作業開始

 さて、池の外部(スタイロフォーム部分)仕上げについて最近色々思いを巡らせていた。ホームセンターを巡ってみたり、さらにDIYのサイトを巡ったりして見つけたのが「漆喰」である。池の外部に使っている人は僕が調べた限りはいなさそうな感じであり、少々不安である。

 選んだのは「うまくヌレール」という製品。コテやコテ板(漆喰を載せておく板)も専用のものがあり初心者には優しそうな感じである。僕は家にあったコテを使い、コテ板代わりに余ったスタイロフォームを加工したものを使った。
 つるつるした面に塗るときや、屋外で使うときは下塗り用のものを塗った後に仕上げ材を塗る方がいいらしい(接着力と強度強いようである。)。値は張るがここは素直に従っておくことにした。

うまくヌレール下塗り用

仕上げ材の下塗り材。うまくヌレール下塗り用。

 とりあえず1面塗ってみたが、汚い。本来はコテ板の上でこねて柔らかくしてから塗るものらしいが、説明書を読んでいなかったためコテ板にとった漆喰をそのまま塗り付けており、これではうまく塗れるわけがない。
 暗くなってきたのと、翌日から仕事なのでこの日はここで作業を切り上げた。

一面塗り終わったところ。汚い。

1週間後、トラブル発生

 1週間後、久々の休みで庭を確認してみるといくつか問題が発生していた。
 まずはダクトテープが剥がれてしまい残念な感じになてしまっていたこと。そしてもう一つ、花壇の出っ張りがすごく気になる(ひとつ前の写真参照)。コンクリートの溝を設置するときにスタイロフォームの厚みを考えずに配置してしまったせいである。
 じたばたしても仕方ないので、ひとつずつ対応していく。

ダクトテープの剥がれ。漆喰を塗ったところ以外は全体的にこんな感じになっていた。

 まずはダクトテープの剥がれ。漆喰を塗ってしまえば固まって動かなくなるので短時間止められればいい。テープを上からべたべた貼るのは嫌だったため、タッカーを購入した。タッカーを使いダクトテープの上から針で固定した。

少しわかりにくいが、ダクトテープの下の方にタッカーの針が刺さっている。

 花壇の出っ張りは、端部のスタイロフォームを剥がして、コンクリート製の溝の内側に設置しなおした。

スタイロフォームを設置しなおした後

 ひとまずこれで一安心。今度こそうまくヌレールを塗っていこうと思ったところで悪天候により作業は次回へ持ち越しとなった。

今回購入したもの

 


以下、買ってないけど買おうか迷ったもの。代替品を持っていないなら買ってもいいと思う。

 

次にやること

 うまくヌレール下塗りを塗っていく。あとは池の縁部分をどうしようかなあと悩み中である。

庭に池をつくる(③電源とエアーポンプの設置)

 今回は電源とエアーポンプを設置していく。 電源は家の外に屋外用のコンセントがあるのでそれを利用した。

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延長コードに防食テープを巻く

 延長コードはよく見かけるHATAYA(下の写真右上)のものを買った。Amazonで安いのを買うのもいいが、電気系は事故が怖いので安全側を取った。

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A右上の延長コードを買ったはいいがよく見たら屋内用だった。

 買ったはいいが、よく見ると屋内用だった。といいつつアースもついているのでそのまま使ってみることにした。
 我が家には外部コンセントがあったため、底に延長コード(アース付き)のものを接続し、延長コードには防食テープを巻きつけて土の中に埋めた。コードは人が通らない場所に埋め、深さは~10cm程度とした。

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延長コードに防食テープを巻きつけたところ。今回はこれが一番大変だった。

電源BOXの加工

 電源BOXはタッパーなどで代用している人も多いようだが加工が面倒くさいので未来工業製のものを購入した。
 自作より少し高いが専用のものなので使いやすいし、配線取り出し用の穴も開いている。

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電源BOX

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下部は電線取り出しのために簡単に穴をあけられるようになっている。

 電源BOXにはネジを取り付ける穴が開いており、それを使用して水中ポンプや延長コードを固定した。BOXは少し大きいかと思ったがギリギリだったので、購入する際は寸法と配置をよく考えた方がいいと思う。

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エアーポンプ取り付け後。今後水循環用のポンプの設置予定。

電源BOXの配置

 電源BOXは池の近くかつフェンスの柱にインシュロックで固定し(BOXの裏にそれ用の加工がしてあった。さすが専用品である。)、インシュロックが紫外線でボロボロにならないよう外側にアルミテープを貼った。
 なおアルミテープの写真は撮り忘れた。

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電源BOX、エアー用のフィルター設置後

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エアー用のフィルターはペットショップのオリジナル品らしい。スポンジ製。

 設置後時間がたってエアストーンが馴染んできたため今は写真よりも細かい気泡が出るようになっている。

池の様子

 池には、生き残ったメダカ2匹とミナミヌマエビが数えきれないくらい、あとはこの間釣り堀から持って帰ってきた金魚が入っている。今のところ皆元気にやっている。

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睡蓮。今年は本当にたくさん咲く。

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新しく入れた金魚。持って帰ってきたときウオジラミが付いていたせいか、尻尾が少しなくなったが元気に泳いでいる。


今回買ったもの

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今回買ったもの

次回やること

 とりあえず簡易的なフィルター装置が導入できたため、次は池の外回りを考えていく。また、ろ過フィルターについても現在考え中である。電源は用意できているためあとは実践するだけだがさてどうしたものか。

庭に池をつくる(②池周りの色々他)

 ついにつくった庭の池。今回は主に水圧でスタイロフォームが崩壊しないよう細工をし、プラ舟ビオトープにあった植物の一部を移植した。

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プールライナーを抑える

 プールライナーの余った部分が浮いてくるので、押さえるために塩ビパイプで枠を組んでシートを抑えた。池の形が台形だったため、角の部分は90°エルボを2個組み合わせて角度を自由にできるようにした。

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プールライバーを塩ビパイプの枠で押さえる

 塩ビパイプは柔らかいため、各辺の中央あたりはパイプが浮いてしまい思ったほどシートを押さえられなかった。ここは後で見直すとして、とりあえず変性シリコンで接着したスタイロフォームの角部分が開かないよう固定はできたかな。
 そして補強が終わったので、先週抜いた分の水を張った。

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水張り中。写真を撮ったら虹がきれいに映っていた。

オーバーフロー部分の加工

 水を張っている間にオーバーフロー部分の加工をする。
 スタイロフォームを切り書いていた部分に変性シリコンシーラントを塗り、配管を置いた。かなり雑な施工で、水を張ったら隙間から水が漏れていたがさほど問題はないためそのまま補修はしていない。

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オーバーフロー用の配管取り付け前

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オーバーフロー配管取り付け後

 配管には開口があり、このままだと大雨の時に生き物が配管から外に出てしまう恐れがあるため、エルボに鉢底用のネット(プラ製)を貼り付けたものを接続しておく。

 なお、今回の池のサイズは幅が約1.3m、奥行きが平均で1m弱である。例えば1時間に100mmの雨が降った場合、この池には1時間あたり130L(1.3m2×0.1m=0.13m3)の水がたまることになる。
※地面より池の縁が高いので外部からの水の流入はない。
 オーバーフロー管には20AのHIVP管を使っており、マニングの式で計算すると配管が満水になった場合でおおよそ1時間当たり300L排水できるため、さすがに大雨で池から水があふれることはないだろう。

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オーバーフロー部分のエルボ(網付き)取り付け

一部植物を移植する

 かなり無粋だが池っぽくなってきたのでここでプラ舟ビオトープに入っていたスイレンとアマゾンフロッグピットを池に入れてみた。これだけでも結構雰囲気が出る。

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スイレンを配置。これだけで雰囲気が出てテンションが上がる。

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しばらくしてから見るとアメンボが遊びに来ていた。

池の前面に花壇を設置

 水の重みでスタイロフォームが壊れないよう、四方を何かしらで押さえたいと考えており、前面には花壇を置くことにした。
 花壇はコンクリート製の側溝を使って自作してみた。まずは砂を敷き地面を平らにならし(面倒くさいので目分量である)、次にコンクリートの側溝を置き、両サイドには変性シリコンシーラントを使ってスタイロフォームを接着し、最後に土を入れた。

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まずは砂を敷く

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コンクリートブロックを置いたところ。端部はスタイロフォームでふさいだ。

 このままでは格好悪いのと、直射日光でスタイロフォームが劣化しそうなので今後何かを考えようと思う。(思い付きでここまでやってしまった。いい方法があればよいが...。)

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最後にプラ舟ビオトープにあった植物を色々池に入れた。

次回やりたいこと

 生き物(エビや魚)を入れるのに、ろ過装置を入れたい。今回は水量がかなり多いので、ソーラーではなく家の外にあるコンセントから電源を引いてろ過を考えている。
 ろ過は、とりあえず投げ込み式フィルターを入れた後で外部ろ過も検討していくことにする。

庭に池をつくる(①プラ舟ビオトープ撤去~仮に水をためるまで)

 迷っていたが結局誘惑に勝てず半ば思い付きで庭に池を作ることにした。

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池づくりの方法

 池を作る方法をインターネットとかyoutubeで調べてみた感じだとコンクリート、ベントナイト、プールライナーあたりが出てきた。個人的な見解は以下の感じだった。

・コンクリート
 コンクリート(またはコンクリートブロック)で池を作る方法。
 一番自由度が高そうだが、施工が面倒くさいイメージ。あとは素人施工だとどうしてもひび割れによる水漏れが気になる。内面に防水塗装を施したものもいくつか紹介されていたが、そこまでやるのもなあという感じだった。
 欠点を克服するためにコンクリートブロックでたたき池的なのを作って内側に止水+断熱のためにスタイロフォームを張るというのも考えたが、コンクリート系は作ったら最後撤去がかなり大変そうだなと思い直して今回は見送ることにした。

・ベントナイト
 ベントナイトという材料を土に混ぜることで土が粘土質になるので、その性質を利用して池を作る方法。
 施工が簡単そうなのと、材料が安価で形も自由にできそうなのは魅力的だが、少しずつ水が浸透していくようである。お金のかからない水源があるのであれば常時少しずつ水が入れ替わるような感じで給水するのもよさそうだが、うちには水道水しかないのでちょっと無理だなあと思った。
 コンクリートとか防水シートで池を作るときのバックアップとして、周りの土にベントナイトを混ぜておくと万が一の時の被害がかなり抑えられそうな気がする。

・プールライナー(防水シート)

 今回採用した方法。プールライナーと呼ばれる防水シートを使って池を作る。
 すごく乱暴に言うと穴を掘ってプールライナーを敷けば池ができるためかなりお手軽であるし、撤去もしやすい。
 材料がゴム製なので耐久性(日光による劣化)が気になるのと、あくまで製品は平面なので敷いたときにあちこちに皺ができることもあり、コンクリートやベントナイトに比べると見た目がイマイチだと思う。

 今回はプールライナーを使って池を作ることにした。
 理由は、やはり施工がお手軽なことと、気に入らなければ最悪簡単に撤去ができることが決め手になった。
 気になる対候性の部分は、シートを2枚重ねることにした。表のシートがボロボロになったら取り替えすれば、裏のシートにはさほどダメージはないはずなので水漏れのリスクはずいぶん減ると思う。
 見た目についてはとりあえず作ってみてから考える。

プラ舟ビオトープの撤去

 ということでプラ舟ビオトープの撤去。今年は本当に安定しておりスイレンもたくさん花が咲くのであまり触りたくなかったが致し方ない。
 撤去したプラ舟ビオトープは、とりあえず庭に仮置き中。両脇に植えていた植物たちは軽石の中にびっしり根を張っていた。
 生き物は家の中の水槽に退避させてあり、植物系と取り切れなかったミナミヌマエビが残っている。

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プラ舟ビオトープは庭に仮置き中。

 撤去した後。色々取り除くと意外と広く感じる。

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プラ舟ビオトープ撤去後

池の形を作る

 池の形を作るにあたり、以下の3つの理由により池の水面を地面より高い位置にすることにした。

・雨時の雨水流入防止
 地面に直接穴を掘って池を作ってしまうと雨が降った時に周に降った雨水が泥などと一緒に池に流入してしまうため池の高さを地面より高くしたかった。

・穴掘りと残土処分の省力化
 最近はかなり気温が高いので、正直深い穴を掘るのはあまりやりたくなかった。また、掘った後の土の処分にいつも困るので土が余らないようにしたかった。(後で土が足らなくて困ることになったが)

・オーバーフローのため
 下の写真の奥側は、通り抜けできない(中にも入れない)市が管理している道路があり、さらにその奥は川になっている。雨が降った時などのオーバーフローをそちらに配水したいため、フェンスの土台より高い位置に水位が来る必要があったため。

 

 かさ上げはスタイロフォーム作った枠を用いた。スタイロフォームは「安価」「加工が容易」「断熱性能が高い」「そこそこ丈夫」ということで中々よい材料である。(※プラ系のごみは近年深刻な環境問題を引き起こしているそうなので、使用する場合はごみの処分はきちんと行ってほしい。)
 なお、本当はホームセンターで購入した時にカットしてもらおうと思っていたがスタイロフォームはカットしてもらえず、仕方なくカッターナイフで切断した。簡単に切れるので全く問題なかった。

 まずはスタイロフォームの仮組みを行う。アルミテープで貼り付けて枠を作ったが剥がれやすくイマイチだった。取付には変性シリコンシーラントを使った。

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スタイロフォーム枠仮組み中

 枠完成。斜めになっているとあとで困るので水平器で水平を取った。

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スタイロフォーム枠組み立て完了

 穴掘り完了。浅い部分、深い部分とポンプを設置する用の釜場を作った。本当はもう少し浅い部分を作る予定だったが、掘った土が少なすぎて土が足らず断念した。

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穴掘り完了(1)

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穴掘り完了(2)

仮に水を張ってみる

 プールライナー二重に敷き(写真撮り忘れた)、池の形に馴染ませるために水を張る。スタイロフォームの枠が壊れないか不安だったが問題なかったようである。(土の上は20センチ程度しか水が来ていないのでそれほど圧力はかかっていないはず) 

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水張り中

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水張り後。後工程があるので終わった後に少し水を抜いた。

 あと、忘れていたのでスタイロフォームにオーバーフロー用の切込みを入れた。カッターナイフで簡単に切れるので助かった。

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オーバーフロー用の切込み

今後の予定

 今後は以下をやっていこうと思う。方法はぼやっとイメージはあるが固まっていないので週末に向けて考えてみることにする。
 ・余ったプールライナーの処理
 ・池の外側の仕上げ
 ・ろ過システムの設置
 ・見た目的な問題の解決

今回買ったもの

 プールライナー。0.3mm厚さのものを2枚購入。これより分厚くなると敷くのが大変そうだなと思った。 (こちらは今回使用したもので、安価だったが品質に問題はなさそうである。)

 変性シリコンシール材。スタイロフォームの接着に使用。あとはオーバーフロー部分の穴埋めなどに使う予定。シールガンを持っていないなら、安いのでよいので一緒に買うこと推奨。

 スタイロフォーム。本当は40mm厚さのものを買う予定だったが、店でカットしてもらえなかったため自分出来るならと思い30mmのものにした。
(※スタイロフォームは送料がかかるものが多いので、近くにホームセンターがあればその方が安く買える。)

DIY(壁掛けPCモニター自作)

 先日、キッチンカウンターに棚を自作した際に家に1台余っていたPCモニターを壁掛けにすべく、ホームセンターで買えるもので自作してみた。
 壁掛けPCモニターは既にDIYでつくった書斎にて取り付けしたことがあり、この時は市販の壁掛け用モニターアームをAmazonで買って設置した。金額は1,500円程度だった。今回はアームは必要なく棚の部分に直接取り付けるだけでよいため、もう少し安価かつお手軽にできないかと考えホームセンターで比較的簡単に手に入るものを使ってみた。

◇書斎の壁掛けモニターアームの記事

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モニターの規格

 PCモニターのアーム取り付け部分は、VESA規格という規格で作られているそうである。我が家にあったディスプレイもVESA規格(VESA100)のものであった。
 これはディスプレイ裏側のねじ穴のピッチが100mm×100mmであるということらしく、ねじはサイズM4、長さ10mmのものを使うらしい。

材料

 取り付け部分の仕様がわかったところで材料は以下のものをそろえた。ねじ類は島忠ホームズで1本単位で買えたので余りが出ずラッキーだった。

  • 木材(1×4材)
  • L字金具(木材を棚に固定するためのもの)
  • 壁掛け用金具1(ディスプレイに取り付けるための金具。平たいもので等ピッチで穴が開いているもの。)
  • 壁掛け用金具2(壁掛け用金具1と接続し、木材に引っ掛けるためのもの。今回は1×4材を使うため幅は20mmのものを選んだ。)
  • ねじ(M4、長さ12mm×4本。金具1をディスプレイ1に取り付けるためのねじ)
  • ねじ(M4、長さ20mm×2本。金具1と金具2の接続に使用。)
  • ワッシャー(M4用×2個。金具1と金具2の接続に使用。)
  • ナット(M4用×2個。金具1と金具2の接続に使用。)
  • 机などに使うすべり止めのゴム(PCモニターにねじの頭が当たらないようにスペーサーとして使用。隙間が空けばなんでもいい。)

壁掛けPCモニターDIY材料

モニターを木材に引っ掛けるための金具類(金具1、金具2)

壁掛け用金具をの組み立て

 材料がそろったのでモニターを棚に引っ掛けるための金具を組み立てていく。
 組み立てるといってもかなり簡単なもので、まずは金具1と金具2をねじとボルト・ワッシャーを用いて接続する。(ワッシャーはねじ側に取り付ける。)

PCモニター壁掛けDIY

壁掛け用金具1と2を接続したところ

PCモニター壁掛けDIY

ねじ側(ワッシャーを使用)

PCモニター壁掛けDIY

ナット側

 次に、ねじの頭の部分に机などに付けるすべり止めのゴムを貼り付ける。これで完了。
 すべり止めゴムを貼り付ける目的は、ねじの頭がPCモニターに直接当たらないようにするためと、モニターの角度調整が目的である。今回はたまたまあったすべり止めゴムを使ったが、木材の切れ端を使うなど目的が果たせればなんでもいいと思う。

PCモニター壁掛けDIY

ねじがPCモニターに当たらないようにすべり止めゴムを貼り付け

PCモニターに壁掛け用金具を取り付ける

 組み立てた金具をPCモニターに取り付けていく。
 PCモニターのアームの取り付け用の穴の位置を見て、ちょうどいい位置に金具をねじで取り付ける。この時、平たい金属(壁掛け用金具2)はモニターの重さで引っ張られるように取り付けるのがいい。(紙などを思い浮かべるとよいと思うが、紙を立てて上から押さえるとすぐに曲がるが、引っ張るとそこそこ強い。金属も同じなのでこうすることで薄い板でもしっかりモニターを支えることができる。)

PCモニター壁掛けDIY

取付位置を合わせる

PCモニター壁掛けDIY

ねじ止め完了

PCモニター壁掛けDIY

横から見たところ

 1×4材にはこんな感じ引っ掛ける。木の厚み+1~2mm幅の金具を選ぶと安定感があっていいと思う。

PCモニター壁掛けDIY

1×4材にはこんな感じで取り付く

PCモニターの取り付け

  いよいよPCモニターを取り付けていく。
 まずは下の写真のように1×4材を棚に取り付ける。取付位置は、モニターを木材に引っ掛けた状態で位置を決めたうえで取り付けると手直しが出ない。
 なお、L字金具が余っていたため上側、下側2か所ずつ計4か所止めたが、よほど大きいモニターでなければ下側2か所でも問題ない気がする。(試していないので保証はしかねます。)

PCモニター壁掛けDIY

1×4材を棚に取り付けたところ

 1×4材が取り付いたら、画面を引っ掛ける。中々いい感じに収まった。
 金具で引っ掛けているだけなので、コード類を抜けば取り外しも簡単で、モニターを交換するのも容易である。

PCモニター壁掛けDIY

壁掛けPCモニター完成

さいごに

 家に余っていた材料をうまく使えたこともあり、数百円で壁掛けPCモニターを設置することができた。また、設置方法の簡単さや使い勝手で言っても市販のものと比べて遜色ないものができたと思う。  

 設置したPCモニターは特に用途も考えずにやってみたいというだけでつけたもので、TVチューナーなどもないためChoromecastを接続している。

 通販は楽天よりAmazon派で、お急ぎ便を使うためにPrime会員になっていた。
 PrimeVideoはほとんど利用したことがなかったが、せっかく設置したモニターを使おうと思って最近見てみたところ結構色々あって暇つぶしには中々良い。最近レンタルビデオ店が激減しているのもなんとなくわかった気がする。 

Prime Video

Prime Video

  • 発売日: 2021/04/15
  • メディア: アプリ
 

 

Spring has come

 僕は基本的に英語があまり好きではない。そこに深い意味はないし、ただ単に自分がわからないからかもしれない。
 でもなぜかタイトルの「Spring has come」という表現は気に入っている。日本語の「春が来た」は、誰かに(気象庁とか?)決められた春が知らん間に来ていた感があるが、英語版は(春はすでに来ているが)自分が気づいた時点が春だという感じがよい。
※個人の見解です。

 ということで年度末だったりなにやかやでしばらく期間があいてしまい、気づいたら春が来ており、しかも新年度になっていた。

 

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家の花

 庭などに植っているいろいろな植物もいつの間にか花を咲かせた。一所懸命世話をしても放っておいてもあまり変わらないような気がするのは気のせいだと思いたい。

ジューンベリーの花

ジューンベリー。コガネムシ(幼虫)被害にあったが無事に花をつけてくれた。

チューリップ

チューリップ。去年買った球根を再度使用。

芝桜

芝桜。去年小さなポットで買ってきたがどんどん勢力を広げている。

ツツジの仲間?

家を買った時から植わっていた木。名前不明だがツツジの仲間っぽいか。なぜか今年はたくさん花が咲いた。

こちらも家を買った時から植わっていた木。名前不明。なぜか今年はたくさん花が咲いた。

蚊連草

蚊連草。冬場一度枯れたが新しい芽がたくさん出てきた。さすがハーブ系は強い。

ミニトマト野生化

去年庭で育てていたミニトマトの芽。鳥に食べ散らかした実から落ちた種からなのか、雑草のようにそこら中で芽を出している...。

プラ舟ビオトープ

 プラ舟ビオトープもほったらかしになっていた。暖かくなり植物が元気になってきている。スイレンもいい加減植え替えしないといけないかな。メダカは2匹越冬したようである。

プラ舟ビオトープ

プラ舟ビオトープ(2021年4月)

DIY

 そして3月末からは大掛かりなDIYを始めた。僕のDIY人生最大の作品になった。これが思ったより大変でほかの趣味に手が回らなくなってしまっていたが、ひと段落ついたので別の機会に紹介しようと思う。

ちょっと大掛かりなDIYを始めた。

 仕事

 転職してから携わっていた大規模なプロジェクトが終わって今年度から生産が始まった。もうすぐ自分が携わった(といっても工場を作る側だけれども)商品が店頭に並ぶのは感慨深い。
 人事評価の面談も終わり、期待されている役割は果たせているようなので今年度も頑張っていこうと思う。

オーバーフロー水槽(排水管の落水音対策など)

 オーバーフロー水槽を自作してすぐに2つの課題に直面した。一つは排水管からの落水音が大きいこと、もう一つは排水管に魚が落ちること。
 これらをどうやって解決したかを紹介する。

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排水管の落水音対策前

 下の動画は対策前の排水管の状態を再現したもの。配管に水が流れる音が結構気になる。また、水面と排水管の穴が同じ高さなので魚が排水管の中に落ちる事故があったため、なにかしらの落下防止策が状況である。


自作オーバーフロー水槽(排水管の落水音低減対策・対策前)

 

排水管の落水音対策後

 色々試行錯誤し、最終的に落水音対策、落下防止対策をした後の状態が下の動画。落水音がかなり静かになり、落下防止用の柵を付けたため魚が排水溝に落ちなくなった。
 対策の内容はこの後に紹介する。


自作オーバーフロー水槽(排水管の落水音低減対策・対策後)

 

生き物の落下防止対策

 オーバーフロー水槽の排水管はHIVP(耐衝撃性硬質ポリ塩化ビニル管)を使っており、一番上の部分は径違いソケットを取り付けて排水口の大きさを広げている。
 HIVPはVP(硬質塩化ビニル管)より少し高いが、色が黒系で見た目がよいので選んだ。

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排水管の上部

 生き物の落下防止として、園芸用の鉢底ネットを適当な大きさにカットたものを丸めて排水口部分に差し込んでいる。なお、鉢底ネットの材質はプラスチック製のものを使用している。

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排水口に園芸用鉢底ネットを取り付けた

落水音の低減対策

 落水音は配管の中と出口側の2箇所に対策をしている。
 配管の中には、市販の荷造り用のビニールひもを入れている。魚の落下防止用につけた園芸用鉢底ネットにところどころに結び目を付けたビニールひもを2本くくりつけ、排水管の中に入れている。これで配管内を流れる水の音が小さくなる。

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落水音軽減のためのビニールひも。ところどころに結び目を作っている。

 排水管の出口側は、排水管の外径よりも一回り大きい径違いソケットを取り付けている。径違いソケットと排水管の隙間は音漏れ防止のためにスポンジを詰め込んでいる。スポンジの詰め込み具合は径違いソケットを排水管に沿って持ち上げたときに、手を放してもずり落ちないくらい。径違いソケットのみよりもスポンジを入れることで結構音が小さくなった。
 また、狙ったわけではないが、排水管から落ちてきた水がはねて飛び散るのを抑えられるのもよかった。

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排水管の下部

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径違いソケットには水抜き用の穴を開けている

さいごに

 インターネットで他の人の対策を参考にしたり、思いついたことを試したりして今の方法にたどり着いた。我が家の水槽ではかなり音が静かになった。
 水槽によって条件が色々変わってくるので必ずしも効果があるかは分からないが、誰かの参考になればと思う。