いもじろうの雑記

庭の池、水槽、DIYのことや普段の生活について書いています

日本シリーズ第4戦−満塁策はダメだったのか。

ここ最近は野球熱がにわかに高まり、毎日のように野球を見ている。

かなり昔、関西にある実家に住んている頃はテレビで毎日のように放送されていた地元プロ野球チームの試合を毎日のように見ており、かなり熱心なファンをやっていた。

大学生になり地元を離れ、社会人になり各地を転々とする中で熱は少しずつ冷めて最近では選手の名前も満足に把握できていない。(当時応援していた選手は引退してしまい、コーチとか解説者になっていたりする)

そんな中、今年はチームの完成度が高く圧倒的な強さでペナントレースの優勝を勝ち取り、クライマックスシリーズも危なげなく勝ち進み日本シリーズまできた。

日本シリーズといえば大学生の時のロッテとの対戦し、よくもまあここまでボコボコにやられるもんだと怒りを通り越して呆れたことを思い出す。
(もう来年から球団のロゴを猫にでも変えてしまえばいい、と思っていた。)

今年は中々いい展開でここまで来ている。
打線がいいところで打てず、投手陣は球審の厳しい判定に苦しんでランナーをためてもきちんと試合になるのはチームの実力なのだろう。

第4戦は同点なのに負けているような気分になる試合展開。
9回に登板した相手ピッチャーが制球に苦しんみ、四球と2度のワイルドピッチで1アウト3塁。ここでフルカウントだった2番バッターと続く3番バッターが申告敬遠となり、1アウト満塁からのサヨナラ安打で試合が終わった。

この満塁策には賛否両論あるようだが、個人的には納得できる策だったと思う。
塁を埋めることでダブルプレーを取りやすい。3塁ランナーの足が早く、詰まった内野ゴロでも外野フライでも点が入る(=負け)。
さらに、1,2戦目好調で打ちまくっていた選手や、ここ2試合調子を上げてきてチャンスで結果を出している選手よりも、日本シリーズ始まってからあまり調子が良くない選手で勝負するの方が抑えられる確率は高いと考えたからである。

結果として打球が野手の間を抜けたが、もし野手の正面に転がっていたらダブルプレーで名采配だと喝采されたのだろう。
スポーツに限らず、結果を見てから批判するのはとても簡単だと思う。個人的にはリスクを取らない(結果が分かっているから)評論家気取りの人はあまり好きになれない。

なんにせよ日本一まであと勝ち星2つ、日本一になれば物心ついてから始めてである。期待して見守りたいと思う。