オリックスの株を1単元持っていると、株主優待(ふるさと優待※)というのが年に1度もらえて、今年は天狗ハムのローストビーフをもらった。
これがかなり美味しかったため探してみると、楽天でローストビーフとローストポークのセットが出品されていた。ふるさと納税の返礼品もあるようだ。
早速購入し、今日届いた。冷蔵庫で1~2日間解凍してから食べるということで、今宵のお酒のお供にはなれないようである。
天狗ハムといえば、森見登美彦さんの恋文の技術の主人公が天狗ハムを炙って酒を飲むシーンがあるのだが、当時本を読み終わった後にインターネットで取り寄せて食べた記憶がある。
森見登美彦さんの小説との出会いは、大学生の時に読んだ「夜は短し歩けよ乙女」から始まり、独特の文章が癖になり新刊が出るたびに必ず購入するようになった。
格安で色々なカクテルが飲めるmoonwalkというバー(https://barmoonwalk.jp/)もこの小説で知り、京都に帰省する際にはよく寄っていた。調べたら神奈川県にも進出してきたようだ。久しぶりに今度行ってみようかな。
新しい食べ物やお酒との出会いは、飲食店や小売店だけでなく小説の中に隠れていたりして中々面白いものである。
※オリックスの株主優待は今年度末(2024年3月31日時点の株主)への配布をもって廃止される、とのこと。とても残念ではあるがある意味不公平(少ない株を保有している方がおトク)な制度なので仕方ないとも思う。