年が明けて2025年になった。
特に神様とか宗教的なことは全く信じていないのだが、今年は厄年らしい。
加齢による体への影響がでるような時期を選んで厄年にしてあるのかもしれないが、40歳になった2024年は人生で一番多く病院のお世話になった気がする。
2023年までは年に1,2回くらいしか病院になんて行っていなかったので、今年あった健康関連のトラブルを下に書き出してみた。かなり多い。
人生の折り返し地点を過ぎたこともあり、ガタがきているようである。
インフルエンザ
多分罹ったのは人生で二度目。
39℃くらいの熱が出てかなりしんどかったが、2日ほどで熱が下がる。
命に係わる事もあるので油断できない病気ではあるが、働き盛りの社会人にとっては命の危険よりも会社に出られないほうが影響が大きい。
自分の所属している会社では、コロナ・インフルエンザ共に発熱した日を1日目として5日間もしくは熱が下がってから2日間の長い方の期間で出社ができない。
在宅勤務ができるのでよいが出社してやりたいこともあるので中々インパクトがある。
コロナウイルス
こちらも人生で二度目。
一度罹って耐性みたいなものがあるのか、ウイルスが弱くなったのか、自分自身の体力的な問題なのかは分からないが、熱はさほど上がらなかった。(37℃台中盤位)
味覚障害とか倦怠感(発熱したときのだるさはあったけど)みたいなものはなく、ただ熱が下がらないので念のため病院に行ったら罹患していることが判明。
こちらもインフルエンザ同様出社に制約が出る。
会社指定の有給奨励日に有給休暇を取ると年次の有給休暇が10日弱消費されるのに加え、インフルエンザとコロナのせいで夏ごろで有給休暇を使い切るという非常事態になってしまいとても困った。
幸いその後は会社を休むような病気はしなかったので事なきを得たが、社会人になって初めて有給休暇の残数が0になった。
結膜炎
ある朝起きると目やにが酷く、目が充血していた。
何だろうなと思いながら次の朝も同じ症状だったため、早めに退社して病院に行ったら結膜炎とのこと。
眼科なんてこの前いつ行ったか全く記憶にない。昔コンタクトレンズを作るのに見てもらったことがあったようななかったような。
結膜炎は処方された目薬を差していれば治った。
中耳炎
結膜炎が治ったら今度は耳鳴りがして左の耳の内部が痛いため、今度は耳鼻咽喉科へ。
見てもらうと結構きつめの中耳炎で、左耳の聴力が落ちていることが判明した。
恐らく一時的なものだが他の病気があるかもしれないということで、中耳炎用の抗生物質を処方されて1週間ほど様子を見た後に再度診察してもらったら完治していた。
聴力が落ちていると言われたときは少し焦った。
診察してもらうまでは全く自覚書状がなかったが、言われてみれば音が聞こえにくいなあ。という感じだった。
親知らず(の抜歯)
中耳炎が治ったと思ったら、今度は放置していた下顎の親知らずが痛い。
歯医者に行ったら、親知らずの根っこの近くに神経が通っているため口腔外科に行くよう言われ、紹介状を書いてもらった。多分人生で初めて紹介状をもらった気がする。
口腔外科では、抜歯に伴い神経障害のリスクがあると言われた。
抜歯後しばらくしても麻酔後のようなしびれが残った場合には治療が必要で、ビタミン剤やステロイド、あとは神経に何か注射する等いくつかの段階に分けて治療があるらしい。大半はビタミン剤で治るとのことだったが、僕の場合は幸い何事もなかった。
ただ、大変だったのが抜歯。
一本は水平に生えていて、もう一本は手前(隣の歯)に向かって斜めに傾いて生えていた。
どちらも30分程度で抜けると言われていたが中々抜けず、水平のほうは2時間程度、もう片方も1時間くらい時間がかかった。
歯がかなり大きかったことと、歯の根っこが途中で太くなっいたため抜けにくく、また骨の部分は麻酔がきかないとのことで死ぬほど痛かった。あまりの痛さに唸り声が出て非常に恥ずかしかった。
そして歯を抜いた後は顔がかなり腫れて、2週間くらいは抜いた場所が痛む。
食べ物も食べにくいしお酒は飲めない。両方一気に抜くと食べ物が噛めないので、10月中旬、11月中旬の2回に分けて片方ずつ抜いた。痛みがなくなっても穴がふさがるまでは食べ物が穴に詰まったりとなかなか面倒くさかった。
最近やっと穴がふさがってきて食べ物が穴につまらなくなってきた。
人生初の内視鏡+ピロリ菌
今年から会社の健診で内視鏡が必須項目となったため仕方なく受けてきた。
鼻から入れるタイプの内視鏡を使って、鎮静剤なしでやってもらった(鎮静剤を使って欲しかったのだが、看護師さんがかなりしつこく使わないほうがいいと言ってきたため結局こちらが折れた)。
オエッとはならなかったが、鼻の奥がかなり痛かった。他の人に訊いてみると僕はかなり内視鏡に強いタチであったようである。
そして内視鏡の結果、胃の中が炎症を起こしていたため(自覚症状なし)ピロリ菌の検査を行った。
最初は血液検査で陰性、その後薬を飲んで呼気を検査したところ陽性だった。
放っておくと胃がんになったりするリスクがあるとのことで、年明けから除菌を行うことにした。
除菌は抗生物質を飲むだけでよいそうだが、服薬中はお酒を飲んではダメとのこと。やれやれまたか。といったところである。
さらには栄養士の指導対象に
健康診断の結果(多分肝機能とか体重かな?)が悪いとのことで、今年から栄養士の指導を受けなければならなくなった。希望はしていないが会社から強制的に受けさせられるのである。感謝すべきなのだろうけど、ストレスフルな日々になりそうである。
しかし健診結果も正直なもので、数値が悪くなると色々医療機関のお世話になる機会が増えてしまっている。
はっきり言って医者にかかる時間なんて無駄な時間以外の何物でもない。もう若くないのでもう少し健康に生きていけるよう少しだけ気をつけて生きていこうと思う。