いもじろうの雑記(Imojiro's Miscellaneous Notes)

庭の池、水槽、DIYのことや普段の生活について書いています(I write about garden ponds, aquariums, DIY and everyday life.)

住宅ローンについて

12/19に日銀が政策金利の引き上げを発表した。
住宅ローン金利上昇にも注目が集まっていて、街ゆく人へのインタビューでは変動金利で負担が重くなるという人も結構いるようである。
調べてみたら、なんと8割くらいの人が変動金利で住宅ローンを借りているとのこと。僕は固定金利を借りていたのでびっくりした。

固定金利を選んだ理由

僕は2018年に家を買った。
最近は知らないが、当時は「月々〇〇万円で家が買えます」みたいな売り文句は全部変動金利の商品だったし、買う時も変動金利を勧められた。
僕の場合は金利0.3%くらいで借りられる商品もあったので悩んだのだが、以下の理由から固定金利を選んだ。金利は1%台前半で最初の10年くらいはさらに0.25%安くなるというもの。

(固定金利を選んだ理由)

  • これ以上金利が下がることはないだろう
    マイナス金利のローンはないだろうし、貸し手のコスト等も考えたらこれ以上下げるのは無理だろう。
    この先どうなるかは分からないが金利変動は上昇しかないならここは安全側でもよいかなと考えた。
  • そもそも固定金利も安い
    僕は日本学生支援機構で奨学金を借りていたのだが、その金利よりも住宅ローンの固定金利のほうが安かった。
  • 金利変動に悩みたくない(安心料)
    ここが一番大きかったように思う。先のことはわからないが、ずっとゼロ金利なりマイナス金利が続くことはないだろうし、金利が上がるにしてもどこまで上がるかもわからない。(にわかには信じがたいが昔は5%以上とか普通にあったらしい)
    お金の悩みは死ぬまでついて回るので、悩みの種くらいは減らしておきたい。割高なのは安心料で致し方なし。

もし変動金利を借りていたとして、現時点では多分そのほうがお得だったと思う。この先もそうかもしれないが特に後悔はしていない。

借入額の話

ローン借入額は、当時の年収の5倍以内に収めた。
もう少し高い物件も考えたのだが、転職や不測の事態で収入ががくっと減ってもなんとかなるような金額の家を選んだ。家に求める条件はほぼ満足していて、諦めたのは駅まで徒歩で行けること。
最寄りのバス停まで徒歩3分くらいでいけて、通勤時間帯はかなりの頻度でバスが来ることから妥協した。

購入する価格を抑えて、2度の転職や昨今の賃上げの流れのおかげで幸い今のところ給料は増えている。去年だと手取りに対する住宅ローンの返済比率は16%位。今年はベースアップなどで年収が増えたので15%を切るくらいになりそうである。

住宅の資産価値

よく、住宅は多少無理して買っても資産になるからいい。という話があるが、大体は家を売りたい側の理屈かなと思っている。都心の限られた物件以外は購入したら価値は下がっていくだろうし、そもそもリセールバリューがある物件が庶民に回ってくるとも思えない。
「負動産」なんて言葉もあるように投資として考えるとあまり筋がいいとは思えない。
不動産投資がしたいならREITとかでいい気がするし、そもそも借金して投資するは個人がやることではないような。(掛け金が自分の人生になる)

ということで、僕は今の家は自分が死ぬときには価値がゼロになる前提で購入した。

住宅ローンについて思うこと

「変動か固定か」みたいな争点で語られることが多い住宅ローン。
あまり考えずになんとなく変動金利を選んだ人も多いのか、昨今の金利上昇で不安・不満の声が上がっているようである。
人生で最大の買い物なのに、深く考えないで目先の支払いの安さで変動金利を選んだ人も多いのだと思う(リスクを理解している人は多分文句を言わない)。金利がほんの0.何%上がっただけで生活が苦しくなるようならそのローンはそもそも無理があったということだと思う。

結局のところ、お得に借りられる可能性が高い変動金利は金利上昇時に対応ができるくらいお金がある人が借りるべき商品で、僕みたいに潤沢なキャッシュがあるわけでもない庶民は固定金利でよかったような気がしている。
金持ちほど安いサービスを利用しやすくて、情報弱者は搾取される。
世の中の縮図だなと思う。