蚊連草の冬越しの話。我が家の周りの色々なところに蚊連草を植えている。屋外に出したまま何度か冬越しもしており、気づいたことをまとめてみた。
冬の蚊連草
僕が住んでいる地域は南関東で、冬はそれなりに寒いが氷が張るような日はあまりない。蚊連草だが冬の間は葉が枯れてしまい、春になると新しい葉が出てくるというサイクルである。
時々冬を越せずに枯れてしまうこともあるが、特に対策をせずともおおよそ枯れることはない。
今年の冬
今年は、少し暖かかったからか年が明けるまでは何か所かに植えている蚊連草のうちほとんどが葉が青いまま元気そうだった。もしかして春まで持つのではないかと思ったが、1月下旬の寒波でかなりダメージを受けて元気がなくなってしまった。
気づき事項(場所によって枯れ方が違う)
毎年少しずつ挿し木で数を増やしていっているのだが、今年の冬にふと気づいた。植えている場所で結構寒さによるダメージに差があるようだ。
- 風通しがかなりよく、日当たりがそこそこいい場所
風通しがかなりよく、日当たりはそこそこの場所にある蚊連草は冬に入ると割と早い時期に枯れてしまうようである。
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我が家の敷地内で一番日当たりがいい部分。風も結構吹くが障害物などがある分、上の写真よりは風が当たりにくい。この部分は緑の葉が残っている。 - 風通しが悪く、日当たりが悪い場所
駐車場の脇。ここは車、家の壁に3方向を囲まれていて我が家の周囲では一番風通しが悪い。日当たりも悪くほぼ終日日陰である。真っ先に枯れてしまいそうだが一番ダメージが少なそうである。
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西側のエリア。午後から夕方にかけて日が当たり、周りに建物があるため風通しのよさはそこそこという場所。こちらも緑の葉が残っている。
そのほかの違いといえば、枯れた1か所はプランターに植えてあり、後のものは地植えになっている事くらいだと思う。枯れるまでは暖かい日を見計らって1~2週間に1回程度水をやっており水か切れたということはないと思われる。
冬越しに有利な場所
確定ではないが、どうやら冬越しの条件には風を避けるのが一番効果がありそうである。あとは当たり前だが極力暖かい場所がよさそうではあるが、温かくても風が強いとあまりよくないようである。
また、エアコンの室外機は、暖房運転時には外気温より低い温度で風を吹き出すため近くに寒さに弱い植物は置かないほうがよいだろう。
もしかしたら不織布をかけておくと効果があるかもしれない、どうせ温かくなるとかなりの勢いで伸びるため、そこまでしなくてもよいかな。というところである。