いもじろうの雑記

庭の池、水槽、DIYのことや普段の生活について書いています

神奈中バスの定期券をおトクに買う方法

※2023年7月から価格改定(値上げ)のため、この方法は使えなくなっています。

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 転職したため1月から新しい会社に入社し、先週の終わりから勤務がスタートした。
 通勤時間が今までよりずいぶん長くなってしまったが、電車が下り方面なので満員電車に乗る必要がないどころか座って通勤できるのはありがたい。

 さて、僕は通勤に神奈中バス(神奈川中央交通)を使っているのだが、神奈中バスは定期券は割引率が非常に悪い。2021年くらいまで「バス特(※)」というサービスがあり、金銭的には定期券を買うメリットはほぼなかった。
※SuicaやPasmoなどのICカードでバスの運賃を精算した際に、ポイント還元される制度。今はもう廃止されているので詳細は割愛。

 今回、バス特が廃止されてもそのままICカードで支払いしていたものの、転職を機会に支払いを見直してみることにした。

転職前の神奈中バス利用状況

 転職前は、バスの定期代は1か月ごとの支給だった。
 僕は現金でいう250円区間(ICカードで242円)を利用しているため、1か月の通勤定期代は10,810円。
 ICカードの利用なので242円で割ると44.7回分、23日定期券で往復しないと割に合わないのだが、会社の年間休日が125日だったため月あたりの出勤日は20日。ここに有給休暇が入ってくるので実質通勤に使うのは20日未満。
 休日にバスを使うこともあるが頻度は低いため定期券を買う意味はほぼなかった。

転職後の検討

 転職後はバスの定期代が半年ごとに支給されるとのことで、250円区間の6か月の通勤定期代は58,370円
 同じくICカード利用の242円で割ると241.2回分、半年で121日往復分。1か月定期だと23日×6か月=138日分なのでいくらかお得にはなったが、休日のバス利用と有給休暇を使うことを考えると微妙なラインである。

 ここで、神奈中バスの定期券について真面目に調べたところ、は設定した金額の区間であればどの路線でも使用可能で、乗り越した分は「ICカード運賃-現金運賃」の支払いでよいとのこと。
 現金片道運賃240円分の定期券を買って現金片道運賃250円(ICカード242円)に乗車すると、「242円-240円=2円」となり、定期代のほかに2円支払えばよいらしい。

 240円区間の6か月定期代は55,730円で、250円区間に比べて2,640円安い。仮に期間中120日バスを使うとしても2円×2(1往復)×120日=480円。毎日バスを利用しても720円の追加支払いで済む。
 つまり、240円区間の6か月定期券を購入すれば55,730円+720円=56,450円。250円区間の6か月定期券を買うより1,920円お得である。半年間で117日通勤にバスを利用すれば元が取れるということで、これなら定期券を買ってもよいレベルだと思われる。

実際に使ってみた

 実際に定期券を購入して使ってみたが、確かに250円区間を240円区間の定期券で利用すると差額の2円の支払いだけでバスに乗ることが出来た。
 多分神奈中バス(神奈川中央交通)の意図している使い方とは違う気がするが、ルール違反をしているわけではないので当分はこのまま利用することにした。
 できれば、バスの定期代をICカードベースで計算する。かつもう少し割引率を大きくしてくれると嬉しいのだが今のご時世だと難しいかな。