いもじろうの雑記

庭の池、水槽、DIYのことや普段の生活について書いています

庭に池をつくる(⑩ろ過装置編その3)

 8月も残るところわずかになってきた。今年はお盆期間が仕事だったため、月末にかけて1週間ほどまとまって夏休みをとっている。休みがずれると買い物などにいくにもすいていて快適である。そして平日の昼から飲むお酒はなぜかいつもより美味しい気がする。
 ということで、やっつけ仕事で設置したろ過装置がどうしても納得いかず、まるっと作り変えることにした。お金が無限にあるわけではないので材料は主に家に余っており、邪魔になるので捨てようか悩んでいたものを使用した。

 

新しいろ過システム

前回は池の外に置いたプランターの中にろ材を詰めてろ過装置としたが、水漏れリスクを小さくすることと、ろ材の量に対して流量が少ない気がする(ポンプを絞って運転しないと水があふれる)ため、そのあたりの改善をした。

大まかには以下の流れである。

  1. 池の中に設置したポンプから水を吸う
  2. ホースを通って池の中に設置したろ過装置へ水が流れる
  3. ろ過装置を通った水は池の中に排水する

池の中ですべて完結するため、水が漏れたりフィルタ目詰まりの際のオーバーフローした時にも池の中に水が戻るため、万が一の時に池の水がなくなってしまうリスクが小さくなった。また、流量についても容器に穴をあければよいだけなのでろ過装置の中で排水量が給水量より少ない場合にも簡単に手直しができる。
なお、ホースを一部池の外に敷設しているが、接続部分以外からの水漏れは接続部他に比べるとかなり小さいと判断し、よしとした。

新しいろ過装置

今回は容器に塩ビパイプを採用した。余っている材料の中で一番容積が大きかったからである。
まず塩ビパイプに排水用の穴をあける。いいサイズのホールソーの刃がなかったため小さいサイズのホールソーで穴をあけてから、はんだごてを購入し穴をあけた。本当はホールソーの刃を買い足そうと思ったがホールソーの刃よりはんだごての方が値段が安いためはんだごてを買った。他にも何かで使えるかも?
同じように給水ホースを差し込む部分(映っていないが下の写真の右側)にも穴をあける。

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塩ビパイプへの穴あけ。はんだごてを使用して穴をあけた。


穴をあけたら、塩ビのバルブソケットを差し込む。穴がきつく奥まで刺さらないが問題ないのでこのままにした。

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バルブソケット差し込み(内側)

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バルブソケット差し込み(外側)

続いて外側に塩ビのエルボをねじ込む。取付面が曲面なので隙間があるが、漏れても問題ないので特にコーキングなどはしない。あとでここに塩ビパイプを差し込んで排水口が完成する。

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塩ビのエルボをねじ込んだところ

上の写真の地面に接している側(これが底面になる)にキャップを取り付け、底にスペーサ代わりに石を入れる。

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底面に石を入れたところ。暗くてわかりづらい。

石の間にエアストーンを入れ、プランターで使っていたろ材(軽石)を入れる。
エアレーションはろ過装置内で水が攪拌されるのを期待して入れてみることにした。

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ろ材とエアストーンを入れたところ。このあとさらにろ材を追加している。

そして最後にウールマットを詰め込む。池の中には結構ゴミがあり頻繁に交換が必要になりそうなので、目の細かいスポンジフィルターとかにした方がいいかもしれない。

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ウールマット設置

ろ過装置を池に入れる前に、今使っている投げ込み式のスポンジフィルターのエアーチューブを分岐させる。

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投げ込みフィルターのエアーチューブを分岐させたところ

エアー配管は、黒い保護管がある方から空気が流れてきて写真で言う上下に空気が分岐するようになっているが、普通は配管を分岐させるときはあまりこういうやり方(トンボ配管という)はしない。抵抗が大きくなり流量が落ちるためである。
今回はやってみてエアーの量に問題がなかったのと、分岐の部品がそういう構造になっていたのでそのまま使った。アクアリウム業界はいい加減である。

設置~試運転

準備が整ったので池の中にろ過装置を設置していく。池の底がきっちり平らではないので、石やレンガでそれなりに鉛直になるよう設置した。

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ろ過装置設置

次に排水口が水面近くにくるよう、エルボに配管を取り付ける。水中の水の流れをあまり強くしたくないのと、排水で水面を揺らすことで水に酸素を取り入れる効果を期待している。
配管は塩ビパイプを使用し、今回新たに購入したパイプカッターで切断する。

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パイプカッター。これをくるくる回して配管を切っていく。

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切断面はノコギリよりもきれいになる。

ノコギリ出来るときれいに直角に切れなかったり、切った時に結構ゴミが出る。あとは切り口が結構がたがたになるのでこれは中々良い買い物だった。安物だが鉄のパイプも切れる。


切ったパイプを取り付けたら早速試運転にかかる。今回はポンプの吸い込み口を全開にしてもあふれることなく水が流れるし、水面もいい感じで波立っている。

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排水口。いい感じで波立っている

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少し離れた位置から。異物感は少しあるが...許容範囲?

数時間経っても特に問題なさそうなのでこのまましばらく様子を見ることにする。
エアーチューブが水面に浮いているのは長さが足らず池の外に回せなかったためである。このままうまく稼働できればいずれ長いものに買い替えようと思う。
あとはホースが見えていたり塩ビ管が気になるところだが今回の池は割と人工物感がある池になっているので、いい案が思いつくまではこれでもいいかな。

次やること

鳥や猫、あとトンボ(ヤゴ)対策で池にネットを張っていく。自然に任せるという考え方もあると思うしそれもいいとは思うけれど、そもそも池自体が自然にできたものではないので自分が管理しやすいようにする方針である。

 

庭に池をつくる(⑨ろ過装置編その2)

前回プランターで作ったろ過装置の仕上げと仮設置までを行った。

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水の出口を加工

容器から水が流れ出す部分を加工していく。
まずはプランターの縁を切り取る。ニッパーを使って切ったが仕上がりイマイチ。

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プランターの縁部分を切り欠く

次に容器に穴をあける。穴あけには今回新たに購入したマキタの充電式ペンドライバドリルを使用した。今まではインパクトしか持っておらずそれで穴をあけていたが、穴あけに関してはドライバドリルの方が作業がしやすかった。

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充電式ペンドライバドリル(マキタ)

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穴あけ完了

あけた穴には塩ビのねじ込み継手を取り付ける。

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塩ビのねじ込み継手とパッキン

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取り付け途中。こんな感じで取り付ける。

ろ材の準備・設置

ろ材は、プラ舟ビオトープで使用実績のある軽石を使うことにした。軽石は水洗いしたあとで100均で売っている三角コーナー用の水切りネットの中に入れることにした。
こうしておくとメンテナンスするときに取り出しがしやすいと思う。

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軽石と水切りネット

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水切りネットに軽石を入れたところ

ネットに入れた軽石をろ過装置に入れていく。水切りネットは伸縮性があるのでうまいこと隙間なく設置することができた。

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ネットに入れた軽石をろ過装置に入れたところ

ろ過装置の仮設置~試運転

ろ過装置は池の脇に仮設置した。仮設置なので配管類は家にあった端材などを使いとりあえずつなげたという感じである。

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ろ過装置周辺

ポンプは家に余っていたエーハイムのコンパクトオン100をとりあえず使ってみる。なお、適合ホース径16mm/22mmとなっているが、市販の内径15mmのホースを取り付けることができた。
アクアリウム用品(にかかわらず専用品全般かな?)は割高なものが多いので、こういう部分は工夫の余地があると思う。

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コンパクトオン1000と市販のホース

そして試運転。ポンプを全開で回したら排水が追い付かず水があふれてしまうため、流量を絞れるだけ絞って運転することにした。高低差が小さく揚程にかなり余裕があるのだろう。
ポンプ流量を絞ったらいい感じで給排水のバランスが取れた。ろ材(軽石)の洗い方が足らなかったのか少し水が濁ってしまっているがすぐに収まると思う。

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ろ過装置の全体像

試運転から1週間

試運転開始から今日で1週間が経過した。
今のところ水漏れなどは特になく、ポンプも普通に動いている。池の水は少し透明になったかな?というような感じである。

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池全体

気になる点、改善したい点

一番気になるのは見た目がちょっとよくない。
あと池の外にろ過装置を置くと水漏れした時のリスクが気になってきた。特に平日は毎日庭を見るわけでもないため異常があった時に発見が遅れてしまう。ろ過装置を池の中に置くほうがよいだろうか。
少し考えてみることにする。

庭に池をつくる(⑧ろ過装置編その1)

 最近は天気が悪い。久々の休みだったが、あいにく今日も雨が降ったりやんだりでイマイチの天気だったため、日々の疲れを癒すべくお酒を飲んだり昼寝をしながらろ過装置を作り始めた。

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容器はプランター

 容器は野菜などを作るプランターを使うことにした。容器の底の方に排水用の穴が開いているため、付属していた蓋で排水用の穴を塞いで使用する。蓋は水圧ですっぽ抜けないようプランターの内側から取り付けるのがいいと思う。
 蓋だけだと水漏れが不安なので、シリコンシール材を塗布しておいた。

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ろ過装置の容器。「菜園プランター510型」

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排水用の穴を付属のキャップ(底にある網にくっついている)で塞いだ

材料の加工

 まず、底面の網は真ん中あたりで切断する。さらに仕切り材の厚さ分(今回はスタイロフォームを使う)を切り取る。

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底面の網(切断前)

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底面の網(切断後)真ん中の細長い部分は使わない。

 続いてスタイロフォームを切って間仕切りを作る。大体の大きさで切断したら、プランターに当ててサイズを確認しながらカッターナイフで削って成型していく。
 多少隙間があったり、もしくはきつくてもさほど問題はないため、神経質になる必要はないと思う。

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カッターナイフで少しずつ削っていく

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実際にプランターに当ててサイズ感を確かめる。

組付け

 スタイロフォーム間仕切りの成型が終わったら、次はプランターと接着していく。接着には「バスボンドQ」を使用した。
 切断面のプランターに接触する部分にバスボンドQを塗り、プランターと間仕切りを接着する。隙間が多少できるため、組付け後になんちゃって三角打ちでシール処理しておいた。この部分から多少漏れたところで何も問題ないが、一応やっておいただけである。

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なんちゃって三角打ち。ちなみに下の隙間から水が流れる。

 さらに、プランターの上部に網を受けるための出っ張りを取り付ける。この部分にはウールマットを乗せる。

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組付け完了。

 今日はここまででシール材が乾くのを待つことにする。なお、バスボンドQは水槽等でも使える。魚関係でもそれ以外でも色々活躍の場があるので一つ持っていても損はないと思う。

おまけ:庭池の睡蓮が2つ同時に咲いた

 我が家の睡蓮はあまりたくさん咲かない感じだったが、今年は絶好調で花がたくさん咲く。最近は常にいくつか蕾がある状態だったので期待はしていたが、ついに今日2つ同時に花が咲いた。なんだかとても得した気分である。

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庭池の様子、睡蓮が2つ同時に咲いている。

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睡蓮(拡大)

次にやること

 池が徐々にグリーンウォーター化してきてしまっている。(魚たちは元気そうに見える。)エアー式のスポンジフィルターだけではろ過能力が足りていなさそうなので、早急にろ過装置を完成させたい。

 

庭に池をつくる(⑦池周りの仕上げ その4 漆喰仕上げ編)

 漆喰(うまくヌレール)の下塗りが終わったため、ようやく仕上げをしていく。

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仕上げに使った材料

 下塗りに続いて、うまくヌレールを使用する。色はホームセンターのサンプルなどを見て、オレンジを選んでみた。これを下塗りの上に塗っていく。
 僕が住んでいるあたりは台風10号の影響はそれほどなかったので、雨が止んだ昼過ぎから作業を始めたはいいが、強い雨が降ったらしく土がはねて壁面が泥だらけになってしまっていた。泥はねについては今後策を取っていくが、とりあえず仕上げを優先する。

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台風一過。雨で泥が跳ねて池の壁面が泥だらけになっていた。

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今回使った漆喰

いざ仕上げ作業

 まずは泥を洗い流し、仕上げに取り掛かる。
 下塗りの上に塗っていくだけのお手軽簡単作業のはずであるが、下塗りの出来が悪く表面がかなり凸凹しているため中々手間取った。

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仕上げを塗っている途中。下塗りは丁寧にした方が後工程が楽になる。

 また、雨上がりのせいなのか汗をたくさん書いて汗臭いからなのか、蚊がたくさん寄ってきて集中力が続かない。蚊連草を植えてからはかなり数が減った気がしていたが、おそらく魚のいない旧プラ舟ビオトープで繁殖していそうな気がするので早々に片づけねば近所迷惑になってしまう。
 蚊と格闘してせっかく仕上げた場所を誤って触ってしまってやり直したりして2時間くらい、やっとこさ完成したのが下の写真。サンプルだともう少し薄い色だったが、乾くと薄くなるのだろうか。表面は下塗りよりも随分滑らかに仕上がった。

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塗り終わり。表面は下塗り後より滑らかになったと思う。

 うまくヌレールだが、下塗りのものより仕上げ用のほうが随分柔らかく塗りやすかった。下塗りは下地との密着性を高めるための成分か何かで固いのかもしれない。
 半分程度漆喰が余っているので、二度塗りしようかどうか悩んでいるが、他にやりたいことがたくさんあるので余裕が出来てから考えることにする。

今回買ったもの


以下、買ってないけど買おうか迷ったもの。代替品を持っていないなら買ってもいいと思う。

今後の予定

 昨日の夕方に塗り終わったが、今日の朝仕事に行く前に見ると池の縁に猫の足跡らしきものがついていた。プラ舟ビオトープの時はネットを張っていたので、今回もネットを張りたい。
 池が大きくなったため、枠からやり直しになる。前回同様イレクターパイプで枠を作ってネットを張っていく予定である。

庭に池をつくる(⑥池周りの仕上げ その3)

 池の周りの下塗りが終わったので、今回は池の縁の部分を仕上げていく。できるだけ見た目がきれいに仕上がるよう色々考えた結果、満点ではないがギリギリ合格点位の出来にはなったと思う。

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縁の部分の下地材

 池の縁の部分は、そのまま漆喰を塗ってしまう手もあったが防水シートの皺などがありかなり大変そうだと思ったのと、池の内側の部分の仕舞(漆喰の切れ目)が定まらなさそうだったため、何かいい素材がないかと色々考え、プラスチックのアングル材(ビニールアングル)を使用することにした。

 ビニールアングルの池の内側になる部分にはあらかじめ漆喰(うまくヌレール下地材)を塗り、縁の上面になる部分には固定のための穴をあけて加工した。
 ビニールアングルは池のサイズに合わせてカットする必要があるが、素材が柔らかいためハサミで簡単に切断できる。

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ビニールアングル

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ビニールアングル加工後(拡大)

下地材を池の縁に固定する

  下地材(ビニールアングル)を設置していく。池の縁の部分にアングルを当て、釘を手で刺して固定していく。防水シートとスタイロフォームに差すだけなので、下穴を開けなくても手で押して差し込むことができた。
 柔らかい分、簡単に押し戻されてビニールアングルが少し浮いてくるがそこは気にせず(どうにもならないので諦めて)漆喰を塗るときに埋めていくことにする。

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ビニールアングル取り付け後

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ビニールアングル取り付け後。結構浮いているが気にしない。

漆喰(うまくヌレール下塗り用)を塗る

  ビニールアングルを池の周囲に取り付けたら、漆喰(うまくヌレール下塗り用)を塗っていく。ビニールアングルが浮いている部分にはこれでもかというくらいたっぷり塗り、段差がないように塗っていった。
 出来上がりは思ったよりはいい感じになった。漆喰が剥がれないか心配だったが、強い衝撃を与えない分には大丈夫そうである。

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下塗り完了。思ったよりはうまくいったと思う。

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角部分拡大。ビニールアングルの痕跡はうまく隠せたかな。

 下の写真は、縁部分の仕上げ前後。いい出来ではないが合格点はつけてもいいかなと思う。 漆喰の塗り方が粗いが、個人の技量の問題でこれ以上どうしようもないのでそこは諦める。
 残った部分の防水シートもいい感じに隠したい気持ちもあるが、いい案が思いつかないのと、背景が黒い方が金魚やメダカが目立つのでどうしたものか悩んでいる。

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池の縁仕上げ前

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池の縁仕上げ後

今後の予定

 随分時間がかかってしまったが、ようやく下塗りが完成した。続いて上塗り(仕上げ)の漆喰を塗っていくことにする。

庭での作業の熱中症対策

 池を作ったり庭のことをするのに、明るい時間帯に作業をしているが、夏場はとにかく暑い。我が家の庭は昼過ぎから徐々に日陰になってくるものの、最近は色々やりたいことが多く午前中から作業することが多い。いつ熱中症になってもおかしくない感じである。
 そこで、熱中症対策を考えた。扇風機にスポットクーラー、色々あるがそもそも日が当たらない涼しい時間帯に作業をすれば事足りるのではないかということで、屋外仕様の照明器具を購入してみた。

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照明をつけたところ。作業するに問題ないくらいには明るいかな。

 照明はホームセンターでアイリスオーヤマ製のものを買った。一応簡易的な防水機能はついているが、使わないときは屋内に片づけている。
 使ってみての感想は、思ったよりも明るい。池とか庭に係る作業をするにあたり十分な照度が確保できていると思う。
 電源は、とりあえず池用の電源盤のコードから電源(100V)を取ったが、折角なので屋外作業用に長めの延長コードを探して買ってみようかなあと思っている。

 これで夜も作業できるようになったので蚊と近所迷惑に気を付けて作業にあたろうと思うが、台風で明日以降に持ち越しになってしまった。

庭に池をつくる(⑤池周りの仕上げ その2)

 池周りの仕上げ方法が無事決まり処々の問題もそれなりに解決できたため、今回は漆喰の下塗りをしていく。

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スタイロフォームの隙間処理

 スタイロフォームが水圧で膨らんでいるため、コンクリートの溝で作った花壇とスタイロフォームの間、特に端の方には結構大きな隙間が出来てしまっていた。さすがにこれを漆喰で埋めるのは無理があるため、詰め物をしてある程度隙間をふさぐ。

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コンクリート溝とスタイロフォームの隙間

 隙間にバックアップ材を詰めていく。バックアップ材は梱包材とかに入っている緩衝材と同じような材質で、隙間に合わせてつぶしたりハサミなどで切ったり裂いたりできるのでサイズに迷ったら大きめのものを買っておくと色々な部分に対応ができると思う。
 また、バックアップ材の下が大きな空洞になるのが嫌だったので、空洞になる部分にはホームセンターで買ってきた砂(コンクリートに混ぜるような安いもの)を詰めておいた。機能的にはあまり意味がないと思われる。趣味の世界なので気持ちを大事にした。

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バックアップ材。サイズに迷ったら大きめのものを買うとよい。

 下の写真はバックアップ材を詰め終わったところ。神経質になって隙間を完全に埋める必要はなく、それなりに隙間がふさがればよいと思う。

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バックアップ材を詰め終わったところ

漆喰(うまくヌレール下塗り用)を塗る

 漆喰を塗っていく。下の写真は塗り始めの前。前日までに試し塗したので一部は下塗りが終わっている。

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漆喰を塗る前

 この日は晴れ時々曇りという感じの天気でかなり暑かった。慣れておらず手際が悪いのもあり何度も心が折れそうになり、さらには熱中症になりそうになりつつ何とか塗り終わり、雰囲気がだいぶ変わった。隙間も割といい感じに埋まってくれた。
 片付けが終わったあとにふと気づいたが花壇の内側を塗り忘れていた。もうこれ以上は体力が持たないと判断したため別の日に対応することにする。

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漆喰を塗り終わったところ

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お世辞にもきれいとは言えないが、味があるということにしておく。

今回買ったもの

 

使っている漆喰

次にやること

 池の縁の仕上げ。色々と考えてこれだという案に絞り込んだため試してみる。あとはついでに花壇の内側に塗り忘れた漆喰(うまくヌレール下塗り)を塗っていく。